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白内障手術

白内障手術について

加齢や合併症により、眼のレンズである水晶体が白く濁ってしまう病気、白内障。放置していると症状は進行していき、視界が霞んだり、白く濁ったりと視力に様々な影響が現れます。

白内障の手術方法

白内障の手術は、濁った水晶体を超音波で砕いて取り出し、眼内レンズを埋入するという方法が一般的です。

より具体的には、以下の3つの手術方法に分かれています。

  • 単焦点眼内レンズ手術
  • 多焦点眼内レンズ手術
  • レーザー手術

各手術の所要時間は15~30分で、治療中・治療後ともほとんど痛みを感じないのが利点です。

詳しい手術内容と具体的な費用は、後述いたします。

【保険診療】単焦点眼内レンズ手術

単焦点眼内レンズ手術とは、近く(30~40cm)または遠く(5m以上)どちらかにピントを合わせる手術です。

遠近どちらかにのみピントを合わせやすくなるため、ご自身のライフスタイルを考慮したうえで選ぶ必要があります。

たとえば、近くを選んだ場合はスマホや読書、デスクワークの際に裸眼で見えるので、オフィス業務など手元の作業が多い方に適しています。

反対に遠くを選んだ場合は、看板や信号などの遠距離ピントが合いやすくなるので、車を運転する機会が多い方や裸眼でゴルフや運動を行いたい方などに適しています。

ただし、遠近どちらかにしか焦点を合わせられないため、ほかの距離を見る際はメガネが手放せないのがデメリットとなります。

近くにピントを合わせた場合は、運転など遠方を見るときにメガネが必要になります。

遠くにピントが合うようにした場合は、読書やパソコンを見るためのメガネが必要です。

次に、手術費用についてです。

単焦点眼内レンズ手術は保険診療で行うことが可能で、手術を受ける方の負担割合によって費用が変わります。

片目につき、1割負担の場合はおよそ1万5,000円、2割負担の場合は3万円、3割負担の場合は4万5,000円で手術を受けられます。

料金:健康保険適用(※眼の状態によって自由診療になる場合もございます)

レンズの違いについては、こちらをご覧ください。

多焦点眼内レンズと単焦点眼内レンズの違い

【自由診療と選定医療】多焦点眼内レンズ手術

多焦点眼内レンズ手術を受けることで、近い距離も遠い距離もどちらも見やすくなります。

見える範囲が広がるため、日常生活においてメガネやコンタクトレンズが不要となります。

多焦点眼内レンズにはさまざまな種類があり、レンズごとに見え方がやや異なります。

普段の生活や仕事の内容に合わせて、最適なレンズを選びたいところです。

このように利点が多い多焦点眼内レンズですが、手術後にハロー・グレア現象が起こりやすくなるというデメリットも存在します。

ハローは光の周辺に輪がかかって見える症状のことで、グレアは夜間に車のヘッドライトなどの光を見たときに、光がぎらついて見える症状のことです。

これらの症状により、見え方に慣れるまである程度の時間がかかるかもしれません。

また、眼に白内障以外の病気が併発していた場合多焦点眼内レンズが適応しないこともあります。

なお、多焦点眼内レンズでの白内障手術は、自由診療で受けることが可能です。

自由診療は医療保険適用外の診療のことを指し、治療にかかった医療費は全額ご自身で負担しなければなりません。

負担する医療費はおのずと高くなりますが、国内ではまだ承認されていない海外の多焦点眼内レンズも選択できるという長所もあります。

豊富な選択肢のなかから、ご自身のライフスタイルに合った多焦点眼内レンズを選べるわけです。

また多焦点眼内レンズ手術では、自由診療のほかに選定医療という方法も選択できます。

選定医療とは、治療に関わる追加費用を自己負担することで、通常であれば自由診療となる治療を保険診療とあわせて受けられる制度のことを指します。

選定医療は自由診療よりも費用を抑えられるので、手術費用の負担をなるべく減らしたい方におすすめです。

多焦点眼内レンズ 乱視なし両眼160万円(税込176万円)
保証期間3か月
多焦点眼内レンズ乱視あり両眼180万円(税込198万円)
保証期間3か月

多焦点眼内レンズの詳細は、こちらをご覧ください。

多焦点眼内レンズの種類とメーカー|費用についても解説

多焦点眼内レンズの選び方|種類や費用、デメリットについて

当院の多焦点眼内レンズ手術治療

【自由診療】レーザー手術

白内障手術用フェムトセカンドレーザー(LenSx®レーザー)
白内障手術用フェムトセカンドレーザー(LenSx®レーザー)

多焦点眼内レンズを用いて白内障手術を受ける場合は、レーザー手術をおすすめします。

なぜなら、レーザー手術は通常の手術よりも正確で、眼にかかる負担も少ないからです。

水晶体を摘出するときにレーザーを使用することで、ミクロン単位で非常に精密な手術が遂行でき、術者の技術に頼らず合併症のリスクを抑えられます。

そのため、ほかの手術よりも早期の視力回復が望めるでしょう。

しかし、レーザー手術は水晶体の切開手術を行ってから別室に移動し、水晶体の除去やレンズの挿入を行うため、手術自体の時間はかかるのが欠点です。

とはいえ、人の手で行う白内障手術と比べておよそ5分程度の差なので、過度に気にする必要はありません。

なおレーザー手術も自由診療のため、それなりに費用がかかる点は留意しておきましょう。

病院によっても異なりますが、片目のみでおよそ50万~70万円かかるのが一般的です。

多焦点眼内レンズ両眼 160万円(税込176万円)
乱視用レンズは+20万(税込22万円)
単焦点眼内レンズ両眼 70万円(税込77万円)

レーザー白内障手術の詳細は、こちらをご覧ください。

レーザー白内障手術のメリットとデメリット

当院のレーザー白内障手術の詳細

白内障手術の流れ

検査イメージ

白内障の手術をご要望の際は、まず手術の対象になるか眼や身体の検査を受けてもらいます。対象であれば詳しい説明と問診に入りまして、手術のご予約をおとりいたします。

手術では、白濁した水晶体を切開して、超音波機器で砕いて吸引します。そして、医師と患者様で決めた人工レンズを眼のなかに入れます。手術自体は15分〜30分程度で終わります。

術後1週間以内は感染症が発症しないように目元に刺激を与えないよう、注意して生活していただきます。

術後の経過を見るために、通院スケジュールを組んで、定期的に診察を受けていただきます。

白内障手術前日まで

手術前日までに、視力検査・眼底検査・採血検査などを行って、白内障手術の対象になるかを調べます。白内障の進行状態や、白内障以外の眼の病気や感染症を患っていないかも確認します。白内障手術の適応性があり手術をご希望でしたら、術後の見え方の要望やライフスタイルなどを問診していきます。

術後の見え方に大きく影響するレンズの種類を、医師と患者様で決定します。

白内障手術の前日に注意すべき点

白内障手術を受けたあとは、髪や目を数日は洗えなくなるので、前日に済ませておきましょう。 
また、洗顔もできなくなるため、女性の方は目の周りを含めた化粧も控えてください。 

普段の食事には特に制限がないので、いつも通りのメニューで問題ありません。 
ただし手術の当日は、食事なら手術の3時間前、飲水は2時間前までに済ませておきましょう。 

白内障手術当日の流れ・手術内容

白内障手術当日の大まかな流れや、手術内容を以下にまとめました。 

【白内障手術の手術後までの流れ】 

  • ご来院
  • 手術前の検査・点眼
  • 前室へ移動
  • 手術開始
  • 手術後は回復室で眼軟膏を入れる

当日は、手術のおよそ1時間前に来院して受付を済ませます。 
その後、点眼薬を入れて瞳孔を開き、問題がなければ手術開始です。 

最初に黒目と白目のあいだに3mm弱の傷を作成し、およそ5µmの水晶体周囲の膜(水晶体嚢)を円形にくり抜きます。 
くり抜いたあとは超音波装置を使用し、水晶体を砕いて吸い取ります。 

最後に、残した水晶体のなかに人工レンズを挿入し、手術終了です。 
レーザー白内障手術の場合は、水晶体嚢の切開や水晶体の破砕をレーザーで正確に行います。 

手術後はしばらく回復室にて安静にし、眼軟膏を入れて透明の保護メガネを装着します。 
手術後の過ごし方などの説明を受けたあと問題がなければ、そのまま帰宅という流れになります。 
帰宅後は目をこする・押さえる、またはぶつけるなどしないよう注意してください。 

白内障手術の内容

白内障手術は超音波水晶体乳化吸引術という方法で行われます。白内障によって濁った水晶体を超音波機械で砕いて吸引し、人工レンズを挿入する手術です。

最初に点眼麻酔を行ったら、水晶体の前面に小さな穴をあけます。水晶体周囲のセロファン状の膜である嚢は残したまま、穴から超音波水晶体乳化吸引器を使用して、白く濁った水晶体を砕いて吸引していきます。

水晶体の吸引が完了したら、空っぽになった嚢のなかに、眼内レンズを挿入します。

全てで15分前後で完了します。

白内障手術後の注意点・通院

当院では片眼の手術であれば帰宅の際に眼帯をしていただきます。片目が見えない状況となりますので、可能でしたらご家族に同伴していただき、注意してご帰宅ください。

手術後も良い視力を維持するために、定期的に検査を受けていただきますので、通院スケジュールを組む必要があります。

通院目安としては手術を受けてから1週間以内に2~3回診察、1週間後に1回、1か月後に1回、2か月後に1回……と、徐々にペースが減っていきます。

手術後1週間以内は、感染症を起こす危険性が高いため、こまめに経過を観察します。この期間は特に、強く目を瞑ったり、こすったりと触ったりしないようにご注意ください。洗顔も目周りに刺激を与えないために、1週間は控えましょう。目周りを避けてタオルで優しく拭く程度に収めましょう。(首から下は通常通りに洗って問題ありません)

白内障手術後の仕事

白内障手術後の運転につきましては医師の指示に従い、許可が出てから行なってください。

翌日以降はデスクワークなど、激しく動かないオフィスワークでしたら可能です。重労働や肉体労働などは、1週間以上あけてからが安全です。お仕事内容や状況によっては3週間以上あけた方が良い場合もあります。

術後の医師の説明を守って、慎重に生活してください。

白内障手術後の仕事復帰の目安と注意点

白内障手術の費用

当院の白内障手術は保険適用となります。

基本的な単焦点眼内レンズを使用した、当院の白内障手術の費用はこちらです。

日帰り手術(片眼)約6万円※

※自己負担の割合によって変わります。

焦点が2箇所以上の多焦点眼内レンズをご希望の際は、手術費用は保険適用のままレンズ代のみ自己負担していただく選定療養か手術も含めての自由診療での手術の選択肢があります。

検査、診察及びコンサルテーションから、医師と患者様で十分に話し合いご希望で適切な眼内レンズを決定いたします。

白内障の治療の眼内レンズは、こちらをご覧ください。
白内障の治療で使用される眼内レンズ|保険適用から選定療養まで

選定療養とは

【保険診療】単焦点眼内レンズでの白内障手術の費用目安

単焦点眼内レンズを用いて白内障手術を行った場合は保険診療となり、以下の通り患者様の年齢や所得に応じて負担する費用が変わります。 

【単焦点眼内レンズを用いた白内障の手術費用の目安】 

 片目の手術費用(概算) 両目の手術費用(概算) 
1割負担の方 1万5,000円~ 3万円~ 
2割負担の方 3万円~ 6万円~ 
3割負担の方 4万5,000円~ 9万円~ 

日常生活を送るうえでメガネの装用を煩わしいと感じない方は、保険診療となる単焦点眼内レンズを用いた白内障手術がおすすめです。 

【自由診療と選定医療】多焦点眼内レンズでの白内障手術の費用目安

多焦点眼内レンズを用いた白内障手術は単焦点眼内レンズでの場合と異なり、通常の保険診療では受けることができません。 

先ほどの繰り返しになりますが、多焦点眼内レンズを用いた白内障手術の場合、選択できる制度は“自由診療”と“選定医療”の2つです。 

まずは自由診療で受ける白内障手術の費用目安について、解説します。 
多焦点眼内レンズを用いた白内障手術の大まかな費用は、以下の表の通りです。 

【多焦点眼内レンズを用いた白内障の手術費用の目安(自由診療の場合)】 

手術内容 片目の手術費用(概算) 
超音波白内障手術 40万~60万円 
レーザー白内障手術 50万~70万円 

対して選定医療を活用した場合、支払う費用は“保険適用+多焦点眼内レンズの差額分の費用”となっています。 

病院によって異なりますが、30万~40万円がおおよその費用です。 
自由診療よりも費用を抑えられるため、手術を受ける方の負担を軽くできます。 

なお上記の費用はあくまでも目安ですので、実際の手術費用は各クリニックでお確かめください。 

白内障手術によるリスク

白内障手術を受けたあとに、視力や見え方に違和感を覚える方は少なくありません。 

ここからは、白内障手術を受けることによって発生するリスクを紹介します。 

飛蚊症(硝子体混濁)

白内障手術後は視界がクリアになるため、今まで気づけなかった飛蚊症を自覚する方が多くいらっしゃいます。 

飛蚊症とは、視界に黒い虫のようなものが飛んで見えたり、雲のようなものが浮いて見えたりする症状のことを指します。 

術前は視界がかすんで認識できなかった飛蚊症が、眼内レンズを埋入して視界がクリアになることでかえって気になってしまうのです。 

時間が経つにつれて症状は気にならなくなりますが、一定期間を過ぎても飛蚊症が気になる場合は網膜剥離などが疑われるため、医師の診察を受けましょう。 

後発白内障

後発白内障とは、視力の低下や目のかすみなど、白内障と同じ症状が発生する病気のことです。 
白内障という名称は入っていますが、実際には別の病気が原因であることがほとんどです。 
後発白内障は、白内障手術を受けた方のおよそ20%が、5年以内に発症する疾患といわれています。 

なお、早い方では数週間で発症する場合もあります。 
後発白内障の治療は、レーザーを用いて行うのが基本です。 

点眼麻酔ののち、レーザー用のコンタクトレンズを装着してからレーザーを照射し、濁った後嚢部分を除去するという流れになります。 

基本的に、入院の必要もないため、その日のうちに帰宅できます。 

参照元:日本白内障学会

眼内レンズの偏位・脱臼

手術後に視界の違和感がなくとも、なんらかの原因で眼内レンズが所定の位置から外れて、見え方がおかしくなってしまうケースがあります。 

この場合、目の中にある眼内レンズを取り出し、また新たに装着しなおさなければなりません。 

装着方法には、眼内レンズを目の中に縫い付ける縫着術と、結膜内に小さな穴を開けて眼内レンズのループを引き出し、強膜内に埋め込む強膜内固定術の2種類が存在します。 

縫着術は細い糸で眼内レンズを固定するため、年月が経つにつれて糸が劣化し、再び眼内レンズのずれを引き起こしかねません。 

一方、強膜内固定術は縫着術よりも長期間眼内レンズが安定しやすく、かつ縫合作業を行う必要もないので、現在ではこちらのほうが広く普及しています。 

嚢胞様黄斑浮腫

嚢胞様黄斑浮腫(のうほうようおうはんふしゅ)は、白内障手術を受けたあと早期に発症する網膜のむくみのことです。 

基本的に、手術後2週間から1か月、またはそれ以降に視力の低下というかたちで症状が現れます。 

網膜のむくみは医師の指示による点眼や注意事項を守らなかった場合、または糖尿病網膜症をすでに発症している方に多くみられる症状です。 

手術後安定するまでのあいだは医師から指示された通りに目薬の点眼を行い、決められた注意事項を守ってください。 

眼内炎

眼内炎は、傷口から細菌感染を起こした場合に発症する病気のことです。 

現在の手術でつけられる傷口は非常に小さいので、細菌が入り込むこともほとんどなく、医師から決められた点眼と注意事項を守れば発症することはありません。 

しかし、万が一発症して重症化した場合は重篤な後遺症を残す可能性があるため、少しでも見え方に異変を感じたらすぐに眼科を受診しましょう。 

ただし、眼内炎の発症率は2,000~3,000例に1例の割合とされており、確率も非常に低いので過度に不安を感じる必要はありません。 

参照元:日本白内障学会

網膜剥離

網膜剥離は目の内側にある網膜とよばれる膜が剥がれる病気で、症状が進行すると視力が低下し、ひどい場合には失明に至ることもあります。 

白内障の手術によって、後部硝子体剥離が引き起こされることが原因であると考えられています。 
網膜剥離は自覚症状が少なく、症状が出るまで気づかない場合が多い危険な病気です。 
失明リスクを低減するためにも、眼科で定期的に検診を受けましょう。 

白内障手術後の見え方

白内障手術後は視界のかすみがなくなるため、見え方にも変化が起こります。 
ここからは手術後どのように見えるのか、3つの例を取り上げて紹介します。 

まぶしい

手術後、水晶体の濁りが解消されたことから光をまぶしく感じることがあります。 

ほとんどの方が時間の経過とともにまぶしさを感じなくなりますが、気になる場合はサングラスをかけて対処するとよいでしょう。 

青みを帯びて見える

白内障は水晶体が濁り、症状が進行すると視界が黄色っぽい状態へと変化するのが特徴です。 

しかし、手術によってその濁りが解消されると青色の光が目に入りやすくなるため、物が青みを帯びて見えるようになります。 

両目を手術すると色の変化はほとんど気にならないのですが、片目だけ行った場合はこのような症状が顕著に現れます。 

ただし、手術後は気になっていた方も、3か月後には気にならなくなっているというケースがほとんどなので、慌てることなく、時間の経過とともに解消されるのを待ちましょう。 

黒いものが飛んで見える

手術後、視界に黒い虫のようなものや、もやのようなものが飛んで見えるようになります。 

この症状は先ほど説明した飛蚊症によるもので、白内障手術後に見え方の違和感を自覚する方が多くいらっしゃいます。 

飛蚊症は基本的に生理的なものですが、網膜剥離の際に現れる症状の一つでもあるので、症状が長引いている方は眼底検査を受けましょう。 

当院の白内障手術の特徴

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当院では白内障の治癒率向上を目指すために、薬剤や手術による治療だけでなく、白内障、網膜症、黄斑変性症とともに、眼の病気に対して総合的な治療を行っています。

当院の白内障手術には保険適用手術選定療養制度が適用となるもの、自由診療がございます。レンズの選択や、手術内容による違いになります。

全ての取扱眼内レンズをご用意していますので、患者様の見え方のご要望、ライフスタイルに合わせて眼内レンズを選択していただけます。もちろん医師からも、検査結果と細かな問診から、患者様に最適なレンズをご提案いたします。

また、当院の白内障手術は、最新で精密な機器を使用したデジタル手術になります。この最先端機器のなかには、レーザー白内障手術で使用するフェムトセカンドレーザーが含まれ、ミクロン単位に精密な手術が実現します。レーザー白内障手術では、濁った水晶体の切開、核の分割にフェムトセカンドレーザーを用いることで、精密で高速に治療を遂行いたします。

また、患者様の眼に合わせて正確な手術プログラムを組み立てるべリオンを導入しています。白内障手術時、必要に応じてORAを利用した施術をおこなうこともございます。

豊富な眼内レンズと最先端機器をご用意して、患者様に最適な白内障手術をご提供いたします。

白内障手術に関するFAQ

最後に白内障手術に関するよくある質問にお答えしていきます。

Q.片眼ずつの手術になりますか?

基本的には片眼ずつでの手術となりますが、医師の判断や眼の状態よっては、両眼同時の手術を行うこともございます。

Q.老眼治療のため、多焦点眼内レンズの検討をしています。 白内障がなくても手術はできますか?

眼の状態によっては可能です。まずは検査へご来院ください。

検査のご予約を電話もしくはWEB、LINEにて承っております。

・お電話でのお申込み:
0120‐049‐113(スマートフォンや携帯からもご利用可能です。)

受付時間:
全日/10:00~19:00

WEBやLINEからのご予約は24時間承っております。
WEBからのお申込み
LINEからのお申込み

Q.何歳から手術可能ですか?

白内障手術に年齢は関係なく、白内障と診断されたら手術の適応になります。

また白内障が進行していない若い年齢であっても、近視・乱視・老眼を改善する目的で多焦点眼内レンズなどの手術を受けることができます。

まとめ

白内障の基本の手術の流れについて、解説いたしました。白内障は加齢が主な原因でしたが、ここのところは若年層の発症率も増加しています。世界的には失明の原因トップです。

白内障は症状が進行しても手術は可能ですが、視界に影響を及ぼす病気なので、早期発見が大切です。また、最初は視界に症状が現れないため自覚症状が出にくい病気なので、定期的に検査を受けることが重要です。

当院ではフリーダイヤルまたはWEB予約(24時間受付)、LINEにて検査のご予約を承っています。少しでも白内障や眼の状況が気になる方、手術を検討されている方は、お気軽に検査をお申込みください。

白内障の症状と見え方(まぶしく見えるのはなぜか?)

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岡 義隆
執筆:岡 義隆

日本眼科学会認定眼科専門医
日本白内障屈折矯正手術学会 理事
先進会眼科 理事長

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