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ICL

ICLの手術で失明の恐れはある?視力低下やレンズのズレについて解説

ICLの手術で失明の恐れはある?視力低下やレンズのズレについて解説

世界的に認知度と実績が飛躍している視力回復手術・ICL(眼内コンタクトレンズ)

安全面でも高い評価を得ていますが、ICL手術によって失明の恐れはないのかという心配の声を聞く事もあります。

ここでは、ICL手術で発生し得るリスクについて、発生の考え方や対処法を含めて詳しく解説いたします。また、白内障を合併させる可能性や、視力低下・レンズのズレ、内皮細胞の減少、緑内障併発など、心配されやすいリスクについても、正直にお伝えしていきます。

ICL手術で失明する可能性は極めて低い

ICL手術によって失明することはほぼないとされていますが、手術である以上、感染症などに罹った場合を考慮すると、可能性が0%とは断言できません。ただし、感染症が発生したケースでも、失明には至らず視力が回復したという報告があります。

眼内コンタクトレンズICLは世界70か国以上で承認され、国内でも60万以上の症例実績を持つ歴史のある手術です。日本では2003年から臨床試験が行われ、2007年に安全性が飛躍的に向上した「ホールICL」が開発されたことを経て、2010年に厚生労働省の認可が下りました。開発・製造元であるSTAAR Surgical社によると、ICLレンズは全世界で400万枚以上が使用され、75カ国以上で展開されている実績のある製品です。

先進会眼科では、開院24年以上にわたり手術による感染症ゼロを維持しており、徹底した清潔管理・安全管理を行っています。手術である以上リスクを0%と言い切ることはできませんが、正しい知識と適切な医療機関選びによって、そのリスクを最小限に抑えることが可能です。

ICL手術で発生し得るリスク一覧

ICL手術は内眼手術であるため、他の外科的治療と同様に、以下のようなリスクが報告されています。それぞれの内容と向き合い方について、次項から詳しく解説します。

  • 眼内炎(感染症)
  • 白内障の併発
  • 緑内障・眼圧上昇
  • 角膜内皮細胞の減少
  • レンズ位置異常(回転・ずれ)
  • ハロー・グレア現象
  • 過矯正・低矯正

眼内炎(感染症)

ICL手術後は、切開創が塞がっていないため感染しやすいデリケートな状況にあります。手術に一般的にみられる合併症・副作用として、結膜炎や眼内炎などが挙げられていますが、ICLによる感染症リスクは世界で1/6000件と、極めて低い水準にあるとされています。

感染を防ぐためには、術前・術後の点眼薬の使用や、洗顔を控えるといった生活制限を医師の指示どおりに厳守していただくことが重要です。ご自身の判断で点眼を中断せず、継続していただく必要があります。

先進会眼科では開院24年以上、手術による感染症を発生させておらず、非常に高いレベルでの衛生管理を行っています。患者様にも術後3ヶ月間の定期健診や日常生活の注意事項の厳守、処方薬の確実な服薬をお願いすることで、感染症の予防を徹底しています。術後しばらくは異物や汚れが目に入らないよう、保護メガネの着用を推奨しています。

白内障の併発

眼にレンズをインプラントするICLは、その手術負担が白内障につながるのではないかと不安に思う方もいますが、ICL手術を受けることで白内障が引き起こされることはありません。白内障は加齢とともに誰しもが経験する老化現象であり、発症にICLの手術歴は関係ありません。

また、ICLのメリットとして、必要であればレンズの取り外しが可能な点が挙げられます。将来的に白内障になった場合も、白内障手術の必要に応じてICLを取り出すことができ、他の治療の選択肢を狭めることはありません。この可逆性は、角膜を削るレーシックにはないICL手術の大きな特徴です。

緑内障・眼圧上昇

現在使用されているICLは、レンズの中央に房水の流れを確保するためのホールが設けられた「ホールICL」です。この構造により、眼内の水(房水)の循環がスムーズになるよう配慮されています。

先進会眼科の術前検査では、眼圧検査を実施し緑内障リスクの確認を行うとともに、ICL挿入後に眼圧が適切な範囲に保たれるかを評価します。術後も定期検診で眼圧を継続的にモニタリングする体制を整えています。

角膜内皮細胞の減少

角膜内皮細胞は、角膜の透明性を維持するために必要な組織であり、加齢とともに自然に減少していく性質があります。先進会眼科の事前適応検査では、10種類以上の精密検査のひとつとして角膜内皮細胞測定を実施しており、細胞数が基準値を下回る場合はICL手術の適応外と判定されることがあります。

術後も定期検診のなかで内皮細胞の状態を確認していくため、心配な点があれば検診時にご相談いただけます。

レンズ位置異常(回転・ずれ)

ICL手術で使用される眼内レンズは、虹彩と水晶体の間に固定できる構造となっており、安定性が高く、強い衝撃にも耐えられるよう設計されています。そのため、レンズが大きくずれる可能性はほぼありません。通常のコンタクトレンズよりも耐久性が高く、生体適合性に優れた素材を使用している点も特徴です。

ただし、格闘技など顔に強い衝撃を受けるスポーツについては、レンズの位置に影響が及ぶ可能性があるため注意が必要です。ICL手術後のスポーツ再開については、軽い運動は術後1週間から可能ですが、激しい運動やコンタクトスポーツは術後1ヶ月の検診で問題がないことを確認したうえで再開することを推奨しています。強い衝撃を伴うスポーツを日常的に行う方は、手術前の適応検査で医師にご相談ください。

先進会眼科では、強い衝撃を伴うスポーツを日常的に行う方に向けて特別なICL手術をご提供しております。詳細は下記をご覧ください。

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ハロー・グレア現象

ハロー・グレアとは、夜間や暗い場所で光を見た際に、光が滲んで見えたり眩しさを感じたりする現象です。個人差があり、まったく感じないという方もいます。ICLで使用される眼内レンズは、完全矯正領域であるオプティカルゾーンが広く取られており、ハロー・グレアもできるだけ抑制するように構成されています。

術後間もない時期は夜間に光がぎらぎらして見えることがありますが、視力が安定してくるにつれて症状が起こる可能性は低くなっていきます。症状の詳しい内容や、レーシックとの違いについては、ICL手術後の見え方とハロー・グレア現象で解説しています。

過矯正・低矯正

ICL手術は術前の適応検査で、お客様一人一人に合ったカウンセリングを入念に行い、ご納得いただいたうえで手術を行うため、ほとんどの方が想定通りの視力を得られています。しかし、万が一希望通りの視力にならなかった場合でも、ICLレンズの入れ替えや、レーシックによる追加の矯正が可能であることがICL手術の利点です。

先進会眼科では、すべてのICL手術に術後3年間のアフターケアが標準で付帯しており、この期間内に医師が追加矯正を必要と判断した場合は、無料で再手術を受けていただけます。

STAAR社とICLの世界実績

ICLは、米国のSTAAR Surgical社が開発・製造する眼内レンズです。STAAR社の公式サイトによると、ICL(Implantable Collamer Lens)は全世界で400万枚以上が使用されており、75カ国以上で展開されています。米国では2005年にVisian ICLがFDA(米国食品医薬品局)の承認を取得し、2018年には乱視用のToric ICLが、2022年にはホール構造を持つ最新モデルのEVO/EVO+ ICLがそれぞれFDA承認を受けています。

日本国内では2003年から臨床試験が開始され、2010年に厚生労働省の認可を取得しました。

先進会眼科は、ICLを供給するSTAAR Surgical社とグローバルパートナーシップ契約を締結しており、2021年8月31日には、安全性と先進性を両立し全国の主要都市で多くの患者様に裸眼の生活を提供したことについて、STAAR社よりアワードを受賞しています。

リスクを抑えるためにできること

ICL手術のリスクを抑えるためには、以下のような点を意識することが大切です。

  • 信頼できる医療機関を選ぶこと(ICL認定医が在籍し、症例数の豊富な医療機関を選ぶ)
  • 術前検査を十分に受け、禁忌事項・慎重事項を正直に医師に伝えること
  • 術後の定期検診を必ず受けること
  • 医師の指示どおりに点眼薬を使用し、生活制限を守ること
  • 術後しばらくは保護メガネを着用し、目元への異物や衝撃を避けること
  • 強い衝撃を伴うスポーツの再開タイミングについて、事前に医師と相談すること

先進会眼科では、術後3年間の定期検診とアフターケアが標準で付帯しており、この間に気になる症状が出た場合の治療や再手術についても無料で対応しています。

先進会眼科の安全対策

先進会眼科では、以下のような体制でICL手術の安全性に努めています。

  • ICL手術実績35,000症例以上(2002年11月〜2026年3月)
  • 国内2名のICL最上位資格「シニアエキスパートインストラクター」が在籍
  • 開院24年以上、手術による感染症ゼロを維持(2002年11月〜2026年3月)
  • 当院で眼科手術を受けた医師の数 2,240名(2002年11月〜2026年6月)
  • すべてのICL手術に術後3年間のアフターケアが標準付帯(再手術・追加矯正も期間内無料)
  • 東京・名古屋・大阪・神戸・福岡を中心とした全国眼科専門ネットワーク。いずれも主要駅直結で同一品質の医療を提供

ICL手術の流れでは、術前検査から手術当日、術後検診までの詳しい内容をご紹介しています。手術の内容や検査項目について不安がある方は、ぜひご覧ください。

ICLのリスクに関するよくあるご質問

Q. ICL手術で失明した事例はありますか?

ICL手術による失明の危険性はほぼ考えられませんが、眼という非常にデリケートな器官を手術するため、事実上絶対とは言い切れません。感染症のリスクは世界で1/6000件と極めて低い水準ですが、感染症が発生したケースでも、失明には至らず視力が回復したという報告があります。先進会眼科では開院24年以上、術後感染症ゼロを維持しています。

Q. ICLのレンズが眼の中でずれることはありますか?

ICLのレンズは虹彩と水晶体の間に固定される構造となっており、レンズが大きくずれる可能性はほぼありません。ただし、格闘技など顔に強い衝撃を受けるスポーツは注意が必要です。日常生活での衝撃に対する耐久性は高く設計されています。

先進会眼科では、強い衝撃を伴うスポーツを日常的に行う方に向けて特別なICL手術をご提供しております。詳細は下記をご覧ください。

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Q. ICL手術後、白内障になりやすくなりますか?

ICL手術を受けることで白内障が引き起こされることはありません。白内障は加齢による自然な老化現象であり、発症にICLの手術歴は関係ありません。将来白内障になった場合も、ICLレンズを取り出したうえで白内障手術を受けることが可能です。

Q. 角膜内皮細胞の減少とは何ですか?問題ありますか?

角膜内皮細胞は角膜の透明性を保つために必要な組織で、加齢により自然に減少します。先進会眼科では術前検査で内皮細胞数を測定し、基準値を下回る場合はICL手術の適応外と判定します。術後も定期検診で継続的に状態を確認しています。

Q. 緑内障のリスクはありますか?

現在使用されているホールICLは、レンズ中央のホールにより房水の流れが確保される構造となっています。先進会眼科では術前・術後の眼圧検査を実施し、継続的にモニタリングを行っています。

Q. ハロー・グレア現象はどれくらい続きますか?

術後間もない時期は夜間に光が滲んだり眩しく感じたりすることがありますが、視力が安定してくるにつれて症状が起こる可能性は低くなっていきます。個人差があるため、夜間の運転が多い方は事前に医師へご相談ください。詳しくはICL手術後の見え方をご覧ください。

Q. 先進会眼科でICL手術を受ける場合、安全対策はどうなっていますか?

国内最上位資格「シニアエキスパートインストラクター」を含むICL指導医が執刀し、開院24年以上・手術による感染症ゼロを維持しています。すべてのICL手術に術後3年間のアフターケアが標準付帯しており、期間内の再手術・追加矯正も無料で対応しています。

Q. ICL手術後に不調を感じた場合、どうすればよいですか?

すぐに先進会眼科へご連絡・ご来院ください。定期検診に加えて、気になる症状があれば都度ご相談いただけます。術後3年間のアフターケア期間内であれば、必要な治療や再手術についてもご対応いたします。

Q. ICLとレーシックはどちらが安全ですか?

適応検査の結果によって、患者様の眼にあった術式をご提案いたします。先進会眼科では開院24年以上、ICL・レーシックどちらの術式でも術後感染症ゼロを維持しています。詳しくはICLとレーシックの違いについてまとめた記事を参考にしてみてください。

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スターサージカル社とグローバルパートナーシップ 契約を締結

先進会眼科は、スターサージカル(STAAR Surgical )社とグローバルパートナーシップ契約を締結しております。
(プレスリリースはこちら① / こちら②

2021年8月31日、先進会眼科は眼内コンタクトレンズのICLを供給するスターサージカル社より、安全性と先進性を両立し全国の主要都市で多くの患者様に裸眼の生活を提供したことについて、アワードを受賞いたしました。

監修者情報

岡 義隆

監修:岡 義隆

医療法人先進会 理事長 / 先進会眼科 理事長

専門分野白内障手術・屈折矯正手術

医療監修日

資格・役職

  • 日本眼科学会認定眼科専門医
  • 日本白内障屈折矯正手術学会 理事・代議員
  • 日本眼科手術学会 理事・代議員
  • ICLインストラクター・認定医
  • トラベクトーム認定医・インストラクター

医師資格番号

医師免許番号
381664
保険医登録番号
福医29357
主な略歴を見る
  • 1996年 愛知医科大学医学部 卒業・福岡大学病院 眼科 入局
  • 1998年 聖マリア病院 眼科 外来医長
  • 2000年 福岡大学筑紫病院 眼科
  • 2002年 村上華林堂病院 勤務
  • 2002年11月 岡眼科クリニック 開院・院長就任
  • 2016年 医療法人先進会へ名称変更・理事長就任
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