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ICL(眼内コンタクトレンズ)手術は、適応検査からレンズ発注・手術・術後検診まで、一連のステップを経て完了します。手術自体は両眼で平均10分未満ですが、安全に受けるためには事前の準備と術後ケアが欠かせません。
ここでは手術までの全ステップ・事前検査の詳細・手術当日のタイムライン・術後の点眼と検診スケジュールを、先進会眼科の実際の診療内容をもとに詳しく解説します。

ICL手術を受けるまでの全体像を、時系列で整理しました。最短2週間で手術が可能ですが、レンズの在庫状況によっては1ヶ月程度かかる場合もあります。
| STEP | 内容 | 目安期間 |
|---|---|---|
| STEP 1 | 無料適応検査の予約(Web・電話・LINE) | — |
| STEP 2 | 無料適応検査の受診 | 所要2〜3時間 |
| STEP 3 | 医師によるカウンセリング・手術適応判定 | 検査当日 |
| STEP 4 | 手術日の決定・レンズ発注 | 納期2週間〜1ヶ月 |
| STEP 5 | 手術3日前からの抗菌点眼開始 | 手術3日前〜 |
| STEP 6 | 手術当日の来院・最終検査 | 来院後30分 |
| STEP 7 | 手術(片眼平均5分以下、両眼平均10分未満) | 両眼10分未満 |
| STEP 8 | 術後30分の院内安静・帰宅 | 手術当日 |
| STEP 9 | 翌日検診 | 手術翌日 |
| STEP 10 | 1週間・1ヶ月・3ヶ月・半年・1年検診 | 術後〜1年 |
| STEP 11 | 3年間の再手術保証期間内フォロー | 術後3年間 |
強度近視・強度乱視の特殊レンズは、納期が2〜3ヶ月かかる場合があります。詳しくは適応検査時にご確認ください。

先進会眼科の事前適応検査では、10種類以上の精密検査を実施します。所要時間は合計1時間半〜2時間です。検査結果をもとにICLの適応可否を判定し、挿入するレンズの度数とサイズを決定します。
裸眼での視力と、メガネ・コンタクトレンズで矯正した視力を測定します。現在の視力状態の基準値として、術後の視力回復を評価するために必要です。
近視・遠視・乱視の度数を機械と視力表の両方で測定します。他覚的屈折検査では機械が自動で度数を計測し、自覚的屈折検査では患者様が実際の見え方を確認しながら最適な矯正度数を決定します。
角膜の表面形状をコンピューター解析で詳細にマッピングします。円錐角膜などの角膜疾患を除外し、ICL挿入に適した角膜形状かどうかを確認します。
角膜の最内層にある内皮細胞の数と状態を測定します。内皮細胞は術後の角膜の透明性を維持するために必要で、細胞数が少ない場合はICL手術の適応外となることがあります。
明るい環境と暗い環境でそれぞれ瞳孔の大きさを測定します。暗所での瞳孔径が大きい場合、術後にハロー・グレアが発生しやすいリスクを事前に評価し、患者様への適切な説明に活用します。
眼の内圧を測定します。緑内障リスクの確認に加え、ICL挿入後に眼圧が適切な範囲に保たれるかを評価するために重要です。
WTW(White to White:角膜の横幅)と前房深度(角膜裏面から水晶体前面までの距離)を精密に測定します。これらの数値からICLの最適サイズを決定します。前房が浅すぎる場合は手術が適応外となります。
瞳孔を散瞳させ、網膜・視神経の状態を確認します。網膜裂孔や網膜剥離などの疾患を術前に発見し、安全に手術を受けていただくために実施します。
コンタクトレンズは装用中に角膜の形状に影響を与えるため、検査前から一定期間の装用中止が必要です。ソフトコンタクトレンズは検査の3日前から、ハードコンタクトレンズは2週間以上前からの中止を推奨しています。連続装用タイプは特に注意が必要です。詳しくはご予約時にご確認ください。

来院後、術前の最終確認として視力・眼圧・レンズ位置の最終チェックを行います。当日のアイメイク・ベースメイクは禁止です。付き添いの方との来院を推奨しており、当日のアルコール摂取は前日より禁止となっています。
手術開始の30分前から、点眼による麻酔を複数回行います。先進会眼科では点眼麻酔に加えて前房内麻酔(目の中に入れる麻酔)と笑気麻酔を使用し、痛みと緊張を極限まで軽減します。
手術室に入室後、以下の手順で手術を行います。
手術後は院内で約30分安静にしていただきます。視界が安定してきたことを確認後、帰宅となります。当日の車・バイクの運転は禁止です。公共交通機関または付き添いの方の運転でご帰宅ください。

術後は以下のスケジュールで定期検診を受けていただきます。定期検診は術後3年間のアフターケアとして手術費用に含まれています。
| 検診タイミング | 主な確認内容 |
|---|---|
| 翌日 | 視力確認・レンズ位置確認・感染症チェック・車の運転可否の判断 |
| 1週間後 | 回復状況確認・保護メガネ継続可否の判断・アイメイク解禁の確認 |
| 1ヶ月後 | 夜間視力・ハロー・グレア状況の確認・コンタクトレンズ再開可否 |
| 3ヶ月後 | 視力の安定性確認・まつ毛パーマ・エクステ解禁の確認 |
| 半年・1年後 | 長期経過観察・眼圧・眼底の定期チェック |
| 1年以降 | 年1回の経過観察(近視眼は緑内障・黄斑疾患リスクのため継続推奨) |
術後3年間のアフターケア期間内は、定期検診以外でも気になる症状があれば無料で対応いたします。3年以降も年1回の来院をお願いしています。
詳しい術後の過ごし方はICL手術後の過ごし方、保護メガネについては術後の保護メガネをご覧ください。

ICL手術では術前・術後を通じて複数の点眼薬が処方されます。処方薬は術後の炎症を抑え、感染症を予防するために欠かせません。医師の指示通りに継続してください。
| 時期 | 点眼の種類 | 頻度の目安 |
|---|---|---|
| 手術3日前〜 | 抗菌点眼(感染症予防) | 1日4回 |
| 術後1週間 | 抗菌点眼 + 抗炎症点眼 | 1日4回 |
| 術後2週間〜1ヶ月 | ステロイド点眼(漸減) | 医師指示に従い徐々に回数を減らす |
| 術後継続 | ドライアイ対策点眼 | 必要に応じて(個人差あり) |
※実際に処方される点眼薬の種類・回数は、患者様の眼の状態によって異なります。

先進会眼科のICL手術実績は31,000症例以上(2002年11月〜2025年10月)。豊富な経験を積んだ医師が執刀するため、短時間・高精度な手術が実現できます。
ICL手術の実施には認定医資格が必要ですが、先進会眼科には認定医を指導する立場の指導医が複数在籍しています。国内でも最高レベルの技術と知識をもつ医師が責任を持って執刀します。
徹底した清潔管理・安全管理により、開院24年以上にわたって手術による感染症ゼロを維持しています。感染リスクを最小限に抑えた環境で安心して手術を受けていただけます。
すべてのICL手術に術後3年間のアフターケアが標準付帯しています。医師が追加矯正を必要と判断した場合の再手術、定期検診以外の受診も無料で対応します。
東京(新宿)・名古屋(栄)・大阪(梅田)・福岡(天神)の4拠点すべてが主要駅直結。土日祝日も手術可能で、いずれの拠点でも同一の医療品質を提供しています。
手術費用の詳細はICL手術の費用、レーシックとの違いはICLとレーシックの比較をご覧ください。
ICLは永久的に挿入が可能なレンズですが、必要に応じて取り外せますので、再手術も可能です。
見え方に満足がいかなかった場合や、将来白内障などの眼疾患にかかって別途手術が必要となった際は、レンズを取り外すことができます。
医師が追加矯正が必要だと判断した場合は、アフターケア期間内でしたら無料で再手術や治療を受けていただけます。

角膜形状への影響を考慮し、術前検査から一定期間、コンタクトレンズの着用を控えてください。 ソフトコンタクトは3日前から、ハードコンタクトは2週間前からの中止を推奨しています。連続装用タイプは特に注意が必要です。
点眼麻酔・前房内麻酔・笑気麻酔を組み合わせるため、痛みはほとんどありません。 手術中は明るい照明と器具が近くに来ますが、なるべく目を動かさずリラックスしてください。
ICLによる感染症リスクは世界で1/6000件と極めて低い水準です。感染症が発生したケースでも失明には至らず視力が回復したという報告があります。先進会眼科では開院24年以上、術後感染症ゼロを維持しています。
翌日から裸眼での視力回復を実感される方が多く、数日〜1週間で視力が安定してきます。完全な安定は1〜3ヶ月ほどかかります(個人差あり)。しばらくはハロー・グレアを感じることがありますが、時間とともに軽減します。
はい、必要に応じてレンズの取り出しが可能です。将来、白内障など眼の病気の治療が必要になった際にも取り出せます。レーシックと異なり角膜の形状を変えないため、可逆性が高い手術です。
術後3年間のアフターケア期間内であれば、医師が追加矯正を必要と判断した場合に無料で再手術を受けられます。
デスクワークは術後2日目から可能です。ただし手術当日・翌日は目を休めることを推奨しています。屋外作業や重労働は医師に復帰タイミングを相談してください。翌日検診で担当医が個別に判断します。
手術当日の運転は禁止です。翌日検診で視力確認後、担当医の許可が出てから再開してください。夜間運転はハロー・グレアの影響があるため、1週間程度慣れるまで慎重に行動することを推奨します。
適応検査から手術日まで最短2週間です。ただしレンズの在庫状況によっては1ヶ月程度かかる場合があります。強度近視・乱視用の特殊レンズは2〜3ヶ月の納期になることもあります。
軽いウォーキングなどは術後1週間から可能ですが、激しい運動・コンタクトスポーツは術後1ヶ月後の検診で問題なければ再開可能です。詳しくはICL術後のスポーツをご覧ください。
翌日には裸眼でよく見えるようになる方が多いですが、完全な安定は術後3ヶ月程度かかります。それまでは視力が日によって変動することがありますが、検診で経過を確認しながら安定を見守ります。
先進会眼科は、スターサージカル(STAAR Surgical )社とグローバルパートナーシップ契約を締結しております。
(プレスリリースはこちら① / こちら②)
2021年8月31日、先進会眼科は眼内コンタクトレンズのICLを供給するスターサージカル社より、安全性と先進性を両立し全国の主要都市で多くの患者様に裸眼の生活を提供したことについて、アワードを受賞いたしました。

日本眼科学会認定眼科専門医
日本白内障屈折矯正手術学会 理事
先進会眼科 理事長
略歴
聖マリア病院 眼科 外来医長
福岡大学筑紫病院 眼科
村上華林堂病院 眼科
福岡大学病院 救急救命センター
福岡大学病院 眼科
愛知医科大学卒業
福岡県立嘉穂高校卒業
医師資格番号
医師免許番号 381664
保険医登録番号 福医29357