緑内障は年齢や生活環境に関わらず、誰にでも罹る可能性のある病気です。
また、初期〜中期の間は自覚症状が出にくく発覚が遅れがちな病気でもあります。
この記事では、簡単に行える緑内障のセルフチェックを行うことができます。見え方に違和感や気になる点が見つかったら検査に行きましょう。
『緑内障』という目の病気を聞いたことはあるけれど、具体的にどういった症状なのか知らないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
緑内障は、目の奥にある視神経がダメージを受け視野が狭くなる病気です。一般的に眼圧が上昇して視神経がダメージを受けて発症するケースが多いですが、中には眼圧が正常でも緑内障に罹ることもあります。
また、原因も多数あり、老化や遺伝、生活環境や近視、薬の影響など一概にこれが原因と決められない点も緑内障の特徴です。
緑内障になるとものがぼやけて見えるようになりますが、普段両目でものを見ているので見え方の異常を自覚しにくく、初期〜中期の症状を見逃してしまい、気付いたころにはかなり緑内障が進んでいた…ということも少なくないのです。
自分が緑内障の可能性があるのかセルフチェックを行いましょう。
約30cm離れた位置から、片目ずつ中心のマークに視線を向けてください。
その際にマス目が一部欠けて見える、ぼやけて見える、歪んで見える…などが少しでも見え方に違和感を感じた際はご相談ください。
特に、近視の方でぼやけて見える場合は、目が悪いだけと見過ごしてしまうこともあるので注意しましょう。
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実際にセルフチェックを行なってみて、見え方に異変を感じたら先進会眼科へ検査にお越しください。
先進会では、以下のような緑内障検査を行なっております。また、緑内障の検査は保険診療となります。
もし緑内障に罹っていなくとも、今後発症するリスクがあるかどうかも検査していきますので、親族に緑内障を発症している方や近視の方など気になる点がありましたらご相談ください。
検査結果で、緑内障や緑内障予備軍の疑いがある場合は6ヶ月〜1年に一度の定期検査を行いましょう。
前述の通り、緑内障は初期〜中期はほとんど自覚症状がない方がほとんどです。また、緑内障の治療は改善ではなく、進行を抑制させるものです。
今見えている視野を大切にするためにも定期的に検査に行くのをおすすめします。
検査の結果で緑内障と診断された方は、月に一度の頻度で眼圧検査を行い、安定してきたら2ヶ月に一度の眼圧検査、視野検査は4ヶ月〜6ヶ月に一度行いましょう。
セルフチェックで特に問題がなかった方も見え方に違和感を感じた方も、気になったら定期的な検査をおすすめします。
緑内障は40歳以上の方の5%が罹っていると言われている病気です。もし、ご自身が40歳以上の場合、発症していてもおかしくない数値と言えます。
緑内障は失明するリスクもある怖い病気ではありますが、早い段階で治療を進められたら自覚症状がないまま一生を終える方も多くいらっしゃいます。
先進会眼科は電話予約やWeb予約、LINE予約を行なっております。セルフチェックをして気になることがあればぜひお気軽にご相談ください。
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日本眼科学会認定眼科専門医
日本白内障屈折矯正手術学会 理事
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