スマホが普及した背景もあり、年々小学生の近視率は増加傾向にあります。
当院では、近視進行を抑制しながら、裸眼で快適な見え方ができるようになる「オルソケラトロジー」という視力回復治療を取り扱っています。
手術不要な治療であり、学童期の小学生でも対象になります。
小学生の近視と、オルソケラトロジーについて解説いたします。
パソコンやスマホが普及したこともあり、小学生の近視は年々増加傾向にあります。
近視は進行性の高い症状です。軽度な近視でも放置せずに、早めに進行させないように意識することが大切です。
眼鏡やコンタクトなどを装着すると一時的に視力を補うことが可能ですが、根本的な視力回復にはなりません。
元々の視力を回復させるには、眼科での視力治療が必要になります。
視力回復治療には、レーシックやICLなど内眼手術のほか、オルソケラトロジーという治療があります。
オルソケラトロジーは、就寝中に特殊コンタクトレンズを装着することで、角膜の形状を変化させ、視力を回復する近視治療です。
小学生などお子様の角膜は柔らかく、オルソケラトロジーによる視力回復効果を得やすいです。そして治療を継続することで、近視進行を抑止する効果があることもわかっています。
当院では、近視や乱視にお困りの方に向けて、豊富な視力回復治療を用意しております。
レーシックやICLなど、視力回復手術は有効的ですが、いきなり眼科手術を受けることに抵抗感がある方もいるのではないでしょうか。また、これらの眼科手術は18歳未満の方は不適応になります。
眼科手術に抵抗感がある方、18歳未満の方や小学生の方には、視力回復治療オルソケラトロジーがおすすめです。
オルソケラトロジーは就寝中に特殊形状のコンタクトレンズを装着することで、睡眠中に角膜の形状を矯正し、視力を回復させる治療です。
翌朝コンタクトレンズを外すと、近視や乱視の症状が治まった見え方ができます。また、継続して使用することで、近視進行の抑制効果も期待できます。
「視力低下が気になるけれど、眼科手術は抵抗がある」「日中、コンタクトや眼鏡を装着するのが難しい」という方に適した治療です。
視力回復治療というとレーシックが思い浮かぶ方も多いかと思いますが、レーシックは18歳未満の方は受けることが出来ません。
同様に、眼内コンタクトレンズを挿入する視力回復手術ICLも、18歳未満は不適応となります。
若年層のうちは、屈折力や視力が安定していないためです。
オルソケラトロジーは、就寝中にコンタクトレンズを装着することで、日中に正常な見え方が出来るように角膜を矯正する治療です。
子供の角膜は成人の方と比べて、柔らかいとされています。
角膜が柔らかい方が、オルソケラトロジーによる矯正が比較的早期に実現するため、小学生におすすめです。
また、オルソケラトロジーは近視進行抑制効果が期待できるので、近視症状が進行しきっていない小学生のうちから取り入れると将来の強度近視を予防することができます。
オルソケラトロジーなど、治療による近視抑制も大切ですが、日常生活の過ごし方においても、近視抑制を意識することが大切です。
スマホやパソコンの長時間の使用や、近くばかり見ることが続くと、近視が発症しやすくなる傾向があります。
適度に目を休めること、遠くを見ること、ゲームやスマホばかりでなく屋外でも遊ぶ、小学生のうちから睡眠のリズムを整えた生活習慣を意識するなど、目と身体の健康を意識した生活をおくるようにしましょう。
視力障害は進行しやすい症状なので、小学生のうちから近視が気になるようでしたら、早めに眼科で適切な治療を受けましょう。
当院では、豊富な視力回復治療を用意しております。
オルソケラトロジーなど、小学生でも適応になる治療もございますので、お子様の視力低下が気になるようでしたら、お気軽にご相談ください。
日本眼科学会認定眼科専門医
日本白内障屈折矯正手術学会 理事
先進会眼科 理事長
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