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オルソケラトロジー

子どもの視力は回復できる?子どもに合わせた近視治療法

子どもの成長に合わせて気になるのは視力。

学校の健康診断などで視力検査を行った結果を見た際、検査結果に驚いたという親御さんも少なくないのではないでしょうか。

近年ではパソコンやスマートフォンの普及もあり、子どもの近視は年々増加傾向にあります。

近視は進行性のある症状です。子どものうちから、軽度の近視であっても早いタイミングで治療を開始することにより近視を進行させないことが大切です。

本記事では、子どもの視力と視力回復の方法について解説いたします。

子どもの成長と視力

そもそも、なぜ子どもでも近視になるのでしょうか。

子どもが近視になる要因には、遺伝的要因と環境的要因があります。生まれた時の眼球は前後径が短く強度の遠視の状態となっています。

成長に伴って眼球がのびる際に、のび過ぎて楕円形になることで網膜上でピントが合わなくなり、強い近視になることがあります。

成長期の子どもは眼球の形が変化しやすいため、近視もどんどん進んでしまいます。

ですので、近視にならないようにするには、この時期の対策が大切と言えます。

生活習慣で子どもの視力が悪化

生活習慣によっても近視になる要因があります(環境的要因です)。

読み物を近くで長時間読んだり、近くばかり見ている時間が長くなると近くを見やすいように体が適応し、近視が進行していきます。近視は学童期や思春期に発症し、成長期のあいだ進行していきます。

また、前述の通りパソコンやスマートフォンの普及や、学校でもパソコンを使った授業が当たり前になってきており。更に近視が加速する要因にもなってきています。

文部科学省の2019年度学校保健統計調査によると、裸眼視力が1.0未満の児童生徒は増加傾向にあり、小学校34.6%、中学校57.5%、高校67.6%といずれも過去最多となっております。

中学生や高校生になってスマートフォンを持つようになると、より画面を見ている時間が長くなるためさらなる近視化が懸念されます。

子どもの視力低下を予防するには?

子どもの視力低下を予防するには、普段の生活習慣から意識しましょう。

本やスマートフォン、パソコンを見るときは、30~60分に一度は遠くを見て目を休めさせましょう。家での宿題なども続けて行わずに、適度に休憩を入れることを心がけてください。

また、屋外に出て日光を浴びることも大切です。

屋外で日光を浴びる時間の長い子供は(週に11時間以上明るさ1000ルクス以上の光を浴びる)、近視を発症する率が低いとされています。

休み時間に外に出て遊ばせたり、土日は公園で遊んだりスポーツをしたりと日光を浴びる機会を増やすことが大切です。

点眼薬で近視を抑制する方法も

他にも、アトロピン点眼を行うことで近視進行を抑制できると言われています。

副作用が少ない低濃度アトロピン点眼によって近視の進行が抑制され、さらにその効果が点眼中止後も効果が持続することがわかってきています。

ただし、日本で承認を受けている低濃度アトロピン薬剤はなく自由診療での扱いになります。ご希望の患者様はお声がけください。

子どもの視力回復にはオルソケラトロジー

子どもの視力回復にはオルソケラトロジーという方法もあります。

視力回復と聞くと、レーシックやICLなどの手術ありの治療を想像される方もいらっしゃると思いますが、オルソケラトロジーは手術不要の視力回復治療です。

就寝時に使用するコンタクトレンズを着用して視力回復をするもので、裏面が特殊な形をしたハードコンタクトレンズで、角膜のカーブを矯正することで近視の治療をおこないます。

成長期の子どもの眼球の形が変化しやすい特性と、角膜のカーブを矯正するオルソケラトロジーは相性がよく、視力回復効果を得やすいです。この治療を継続することで、近視進行を抑止する効果があることもわかっています。

また、日中はメガネやコンタクトレンズを使用せず裸眼で生活することができるため、紛失や破損、体育の授業などによる怪我などのトラブルの心配をしなくても良いのはメリットではないでしょうか。

オルソラケトロジーは比較的軽度な近視・乱視に適応する視力回復方法ですので、特に、近視の傾向が見られはじめた学童期の子どもの治療におすすめです。

オルソラケトロジーを受ける約76%が未成年

オルソラケトロジーは米国では1960年代に紹介されており、歴史が長い治療法です。

その後、安全性やデザインが改良され、現在広く普及している視力の安定性が高く、酸素透過性の良い安全性の高い第3世代のレンズは、2002年5月にFDAに初承認され、日本では2009年に初承認されました。

2019年のオルソケラトロジーを使用している年齢層の調査では、

患者の年齢層割合
学童36%
13歳~19歳40%
成人25%

と、未成年が76%に達しています。

レーシックやICLは18歳以上から治療可能になることもあり、患者様の選択の幅が広がります。

しかし、オルソラケトロジーは手術不要なことや日中コンタクトレンズやメガネを使用しないこともあり軽度の近視治療には根強い人気があります。

まとめ

今回は子どもの視力について解説いたしました。

近視の抑制には、とにかく生活習慣と早期の治療が大切です。

普段の生活から近くを見すぎない、近くの作業やスマートフォンを使用するときには時々遠くを見て休憩をする、日光を浴びるなど心がけるようにしましょう。

また、当院のオルソケラトロジー治療は月額費用制なので安心して使えることがメリットです。

LINEやWEB予約もできるので、子どもの視力が気になる方はお気軽にご相談ください。

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岡 義隆
執筆:岡 義隆

日本眼科学会認定眼科専門医
日本白内障屈折矯正手術学会 理事
先進会眼科 理事長

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