アイメイクの一部として普及したカラーコンタクトレンズ。
若い女性のおしゃれとしてカラーコンタクトレンズは人気ですが、中にはカラーコンタクトレンズによるドライアイに悩む方も多いそうです。
今回はドライアイとカラーコンタクトレンズの関係と正しい付き合い方について解説いたします。
カラーコンタクトレンズは、従来の視力矯正をメインとしたコンタクトレンズと違い、レンズ部分に着色されファッション目的に使うことができます。
レンズの縁にのみ色がついているもの、全体的に色がついているものなど種類は多岐に渡ります。目の色を変えたり、黒目を大きく見せることができるので、アイメイクの一部として10代の学生から大人まで若い女性を中心に使われています。
中には、従来のコンタクトレンズと同様にレンズに度が入っていて視力矯正ができるものも出ています。
気軽に使用することができるカラーコンタクトレンズですが、カラーコンタクトの装着でドライアイになる可能性があります。
「コンタクトレンズで目が乾く」といった経験がある方もいらっしゃると思いますが、コンタクトレンズは水をはじくために、眼が乾燥することがあります。
また、角膜がコンタクトレンズで覆われてその感度が鈍くなることや、瞬きが不完全になることで、涙の分泌が低下します。
他にも、コンタクトレンズの汚れや傷が原因となり、涙の膜を不安定にしたり結膜のムチン分泌を低下させることもあります。
カラーコンタクトレンズだけでなく、アイメイクもドライアイの原因になります。
カラーコンタクトレンズを愛用しているようなおしゃれ意識が高い方ですと、アイラインやマスカラなどアイメイクに力を入れている方も多いのではないでしょうか。
たとえば、アイラインを粘膜(マイボーム腺)に引くと目を際立たせることができますが、マイボーム腺を塞いでしまいます。
マイボーム腺は涙に含まれる油分を分泌する器官で、目の潤いを保ってくれます。また、マイボーム腺まで引いたアイラインは落としにくいため、より一層の注意が必要です。
マスカラを下まつげの根元まで塗ったり、粘膜まで引くアイラインは控えたほうがドライアイの対策には良いでしょう。
カラーコンタクトレンズやアイメイクなど美容での原因もありますが、実はそもそも女性のほうがドライアイになりやすい傾向にあります。
元々、女性は男性に比べて油層の分泌量が少ないため脂不足によってドライアイになるとの見解もあります。
女性は、日々のデスクワークやカラーコンタクトレンズ、アイメイクなどの様々な要因も重なりやすいので、普段から眼のケアに気を配りましょう。
カラーコンタクトレンズの着用でドライアイが気になる場合は、使用を中止するのが一番ですが目薬を使うという手段もあります。
ドライアイの方には人工涙液やヒアルロン酸が配合された種類のものがおすすめです。
注意点として目薬はドラッグストアやネット通販でも購入できますが、適当に購入して使用するのは危険です。防腐剤が入っているとそれが原因で目を傷つけてしまうこともあります。
先進会では、高精度の検査機器「idra」での検査を行なった上で、防腐剤の入っていない人工涙液を処方しています。ドライアイ症状に的確な治療を行うためにもぜひご相談ください。
カラーコンタクトレンズを装着しているときに、痛みを感じたらすぐに装着を中止してください。
カラーコンタクトレンズの中には、ファッション性を優先としているため品質に問題があるものが存在し、眼のトラブルを引き起こす可能性があります。
最近では低価格で購入できるものや海外からの輸入品などが人気ですが、酸素透過性のよくないカラーコンタクトレンズを装用すると、角膜が腫れたり傷付いてしまったり、感染症の原因となる恐れがあります。
ドライアイだけでなく、ほかの病気になっている可能性も考えられるでしょう。
こちらはコンタクトレンズの着用でよくある目の病気の一部です。
なかには視力障害が残る場合もあるので、痛みや違和感を感じたらすぐに装着を中止して眼科へ相談しましょう。
ファッション目的で人気のカラーコンタクトレンズですが、ドライアイになりやすい素材であったりデメリットもあるので注意が必要です。また必ず眼科医の診察を受けた上で正しく装用するようにしましょう
また、アイメイクや乾燥といった様々な要因も重なりやすいので、毎日の着用を避ける、眼科で適切な目薬を処方してもらうなどの対策も必要です。
長年カラーコンタクトを愛用している方は知らず知らずのうちにドライアイを発症している可能性もあります。ドライアイは自然には治らない症状のため、悪化させないという意味でも眼科で検査することをおすすめします。
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日本眼科学会認定眼科専門医
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