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視力を戻す方法5つ!向いている人や視力が低下する原因も説明

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視力の低下

視力低下は一体なぜ起こるのでしょうか。特に、一時的な視力低下の場合は、原因が近視、遠視、乱視などの屈折異常ではない場合があり、さまざまな方法で戻すことが可能な場合があります。また、屈折異常が原因で視力低下が固定してしまったときには、手術で視力回復も選択可能です。

この記事では視力低下の原因と視力を回復させる方法についてご紹介しますので、参考にしてみてください。

視力が低下する原因

視力が低下する原因には、遺伝的な要因と環境的な要因、眼疾患や加齢があります。

子どもの眼が近視になるか遠視になるかは、遺伝的な要因が大きく関係していると言われています。つまり、親が近視であれば子どもも近視になりやすいということです。しかし、成長段階での環境的な要因もかなり大きく関係があると考えられています。

子どもの眼は産まれたときは小さく、遠視の状態ですが、成長とともに眼球も大きくなり、眼から入る光が網膜にピントが合う大きさに成長します。しかし、このときに近くをよく見る生活をしてしまうと、眼が大きくなりすぎることで近視の状態になり、いわゆる視力が悪くなる可能性があるのです。

また、視力が低下する原因には眼疾患も考えられます。白内障や老眼は加齢による眼の変化ですが、これらも視力が低下する原因の一部です。

一時的に悪くなった視力を戻す方法

近視や遠視は一時的なものではなく、一度屈折異常が進行するとそのままとなるため、簡単に戻すことはできません。しかし、最近視力が悪くなったと感じる人は、近視や遠視ではなく以下のようなことが原因で一時的に視力が悪くなっているだけの可能性があります。

  • 眼精疲労:眼が疲れてかすむ症状
  • 仮性近視:近くの見すぎで眼の調節が異常を起こし、近くにピントが合ったまま遠くがぼやける症状
  • 眼疾患:糖尿病網膜症、ひどいアレルギー性結膜炎、ぶどう膜炎などの症状の一環

こうした症状は以下の方法を試すことで視力を戻すことが可能な場合もあります。ただしここで紹介するものは医学的にはエビデンスに乏しいので、眼の異常を感じる場合は原則は速やかに診察を受けることをおすすめします。

目のトレーニング

目のトレーニングとは、眼のピントが近くに合った状態で固まってしまうのを解消させるトレーニングのことです。しかし通常であれば、眼は自然に調節力を調整してピントを合わせるので、このトレーニングは必要ありません。「最近近くばかりを見て遠くを見ていないし、見づらくなってきた」と感じる人は、意識して遠くを見るようにするだけでも眼の健康にとてもよいので試してみてください。
特に最近はPCやスマホで長時間集中して作業をすることが多くなっているのではないでしょうか。定期的に作業をストップして遠くに景色などを見るようにしましょう。

参考までに自宅などでも可能な、目のピントを動かす手順です。

  1. 遠くの目標物を決める
  2. 顔の前に程よく手を伸ばし親指を立てる
  3. 片方の眼を隠し、親指にピントを合わせて10秒見る
  4. 次に遠くの目標物を10秒見る
  5. 3と4を10回繰り返し、見る眼を変える

このトレーニングで老眼や近視が治るわけではなく、日々の生活で目を労わっていただくための参考としてください。実際は散歩をして遠くを見るだけで十分ですので、参考程度にお試しください。

目のトレーニングがおすすめな人

近くのものを長く見る習慣がある人には、上記の目のトレーニングはおすすめです。具体的には以下のような人が当てはまるため、近い習慣を持つ人は時折遠くを見て眼を休めることを癖付けましょう。

  • PCでの事務作業がメインの人
  • 手芸や工作などが趣味の人
  • 長時間字を書くお仕事の人

ガボール・アイ

ガボール・アイとは「ガボール・パッチ」という縞模様を利用したもので、眼科医の平松類氏によって名付けられた目のトレーニングです。開発者はデニス・ガボール博士です。ガボール・アイは眼の機能ではなく脳の映像処理機能を働かせるトレーニングです。そのため、近視や遠視、乱視などの屈折異常、眼疾患など視力低下の原因が眼そのもののトレーニングではありません。

その方法は縞模様の並んだ画像を見て、同じ縞模様がどこにあるのか探すという単純作業です。脳が活性化されて映像の処理機能が働くため、視力への影響が期待されると言われていますが、科学的な根拠はありません。視力低下でお困りの方は眼そのものに何らかの原因がある場合が多数ですので、眼科を受診することをおすすめします。

ガボール・アイが向いている人

ガボール・アイが向いている人は眼そのものに異常がない人です。屈折異常はメガネやコンタクトレンズなどで解消した上で、さらに鮮明な世界を見てみたいと考えている人におすすめです。例えば射撃やアーチェリーの選手やスポーツ選手などはトレーニングに取り入れてみてもよいかもしれません。

固定してしまった視力を戻す方法

近視や遠視、乱視は、固定しまうとツボ押しやトレーニングでは治すことはできません。メガネやコンタクトレンズを使用して生活に不便がない方は問題ありませんが、なかにはメガネもコンタクトレンズも煩わしく感じる人もいるでしょう。その場合は外科的な手術によって屈折異常を治す方法があります。ここからは以下の2つの視力を戻す方法をご紹介します。

  • レーシック手術
  • ICL手術

レーシック手術

レーシックの手術は、眼球の黒目の表面にある角膜という部分をレーザーで調整することによって、人為的に屈折を矯正する方法です。具体的な手術の方法は施術をする施設によって多少の差はありますが、大まかに下記の手順です。

  1. 点眼麻酔
  2. 角膜を切除してフラップと呼ばれるふたを作る
  3. フラップをめくり、角膜の中心部分の実質層を露出させる
  4. 角膜実質層にレーザーを照射する
  5. フラップを戻す
  6. 自然に吸着させる(縫合はしない)

麻酔は点眼薬のみの局所麻酔で、検査が2~3時間、手術時間は約10~20分であることが多い手術です。

費用相場は両眼20万円からで、オーダーメイドの手術になると両眼35万円以上が一般的です。

注意点に関しては、一度角膜を調整するともとに戻すことができず、再手術する場合は削られる範囲に限界があります。
また、手術後しばらくして近視や遠視が起こることがあるため注意が必要です。

術後に関しては、ハロー・グレアが起こる可能性があります。ハロー・グレアとは、夜間を中心に光が見えにくくなる現象です。街頭や信号がぼやけて見えたり、まぶしく見えたりすることがあります。特に手術後はこの現象が起こりやすくなるため、術後すぐの夜間の車の運転は控えましょう。

上記以外で注意すべき点は、術後の感染症により角膜が混濁する、一時的なドライアイになる、度数の変化によって視力が低下する、正確な眼圧測定ができなくなる、レーシック前に正しい検査データを取得していないと正確な白内障手術が難しくなる、といった可能性があります。

重篤な合併症としては、稀ではありますがケラトエクタジア(医原性の角膜不正乱視)などもあげられます。

レーシック手術を検討するときは、費用を確認することも大切ですが、アフターケアの充実度や医師の説明内容も併せて確認し、自分で納得して手術を受けることが大事です。

レーシック手術が向いている人

レーシック手術は日帰りで受けられる点や、点眼薬の局所麻酔も使われることから痛みに配慮されている点から、この2点をメリットと捉える方も多いでしょう。

手術後の生活では、メガネやコンタクトレンズによる視力矯正が不要になるため裸眼で過ごせます。軽度の屈折異常で、花粉症をはじめとした原因がありコンタクトレンズを装用できない人にもおすすめです。また、コンタクトレンズのランニングコストやケアの時間がかからない点もメリットと言えます。

ICL手術

ICL手術は、眼の中にレンズを挿入する視力回復手術のことです。眼内コンタクトレンズとも呼ばれる新しい屈折矯正方法で、近視、遠視、乱視を矯正できます。

合わない場合や将来の眼疾患の治療時には挿入したレンズを取り出すことも可能です。また、レーシックは角膜を調整して屈折異常を矯正する方法なので、強度近視の方は角膜を削る量が多くなってしまうリスクがありますが、ICLにはその心配がありません。医師にレーシックはできませんと言われたことのある人でも、適応の可能性がある手術です。

ICL手術の費用相場については、両眼で45.1万円~66万円(税込み)です。自由診療のため、病院やレンズの種類によっても費用に差があります。また、度数が強いものや乱視矯正も行う場合は費用が高くなります。

手術前の適応検査や、手術後のアフターケアが費用に含まれていない場合もあるため、費用の内訳についても事前に詳しく確認しておくことをおすすめします。

また、手術に一般的にみられる合併症や副作用として、ICL手術にも下記を伴う可能性があり、報告されています。
結膜炎、急性角膜浮腫、持続性角膜浮腫、眼内炎、ハロー・グレア現象、前房出血、前房蓄膿、眼感染症、レンズ偏位、黄斑浮腫、瞳孔異常、瞳孔ブロック緑内障、重篤な眼炎症、虹彩炎、硝子体脱出、角膜移植。

稀ですが、炎症や角膜内皮減少、高眼圧、白内障などの合併症が起こった場合は追加の手術処置が必要になることがあります。

ICL手術が向いている人

ICL手術が向いている人には、レーシックと同じようにメガネやコンタクトレンズの使用を煩わしく感じている人が挙げられます。それに加えて、強度近視など屈折異常が大きく、日常生活に困っている人にも適用される手術です。

手術費用の負担はレーシックに比べて大きくなりますが、元に戻すことやレンズの変更が将来可能な点からも納得して手術に臨みやすい手法かもしれません。

まとめ

視力低下はいろいろな原因で、誰にでも起こります。不便に思いながら生活するよりも、眼科をなるべく早く受診して、何らかの対応を取りましょう。

ツボ押しやトレーニングは医学的には安全でないものも多く、その場しのぎでしかありません。また、メガネやコンタクトレンズの度数やサイズをきちんと合わせることで解決する場合もあります。さらに、屈折異常を根本的に直す方法としてはレーシック手術、ICL手術を選択することが可能なので、メガネやコンタクトレンズが煩わしく感じている人にはQOLを上げる手術としておすすめです。

眼や視力回復の方法について詳しく知り、先進会眼科でアドバイスをもらって、快適な生活を選択しましょう。

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執筆:岡 義隆

日本眼科学会認定眼科専門医
日本白内障屈折矯正手術学会 理事
先進会眼科 理事長