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ICL手術で黒目が大きくなるって本当ICL手術のメリットやデメリットも解説

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黒目イメージ

「ICL手術を受けたら黒目が大きくなった」。このような感想を身の回りで聞いたり、ブログやコラムで見たりしたという経験のある人もいるでしょう。眼の中に「眼内レンズ」と呼ばれる特殊なレンズを入れることで視力を矯正するICL手術。

結論から言うと、ICL手術によって黒目が大きくなるという医学的な根拠はありません。しかし、このような感想が散見される理由はいくつか考えられます。今回は、ICL手術と黒目の大きさとの関係、またICL手術のメリット・デメリット、費用相場などについて、分かりやすく解説します。

黒目の大きさには個人差がない

一般的に黒目と呼ばれているのは、眼の「角膜」という部分です。黒目の大きさは顔全体に与える印象も大きく、人によって大きさが違うと思っている人も多いのではないでしょうか。しかし、小さい単位での大小は眼科の精密検査で判別はできるものの、実は黒目の大きさにはほとんど個人差がありません。

黒目の大きさの平均

黒目の大きさの平均は、日本人では約11~12mmです。さらに、この大きさは生まれたばかりの赤ちゃんからお年寄りまで誰もが同じで、ほとんど差はありません。しかし、黒目の大きさは誰しも同じであるにも関わらず、大きく見える人と小さく見える人など、個人差があるように見えることもあり、疑問に思う人もいるかもしれません。

人によって黒目の大きさが違うように見える理由

人によって黒目の大きさが違うように見えるのは、黒目そのものではなくまぶたの状態が大きく影響しています。まぶたの筋力が弱かったり、まぶたが下がり気味だったりという方は、黒目がまぶたに隠れてしまうため実際よりも小さく見えるのです。また、近視などで目を細める癖がある、ドライアイで過度なまばたきが多い、などといった場合も、まぶたの影響を受けて黒目が小さく見えている可能性が考えられます。ちなみに赤ちゃんの場合は、大人よりも顔が小さいため黒目が強調されて大きく見えます。

ICL手術で黒目は大きくならない

ICL手術では、眼内レンズと呼ばれる特殊なレンズを黒目の後ろ側(虹彩の後ろ)に固定します。手術痕なども見えることはなく、黒目そのものの大きさに影響を与えることはなく、結果としてICL手術で黒目が大きくなるという医学的根拠はありません。

しかし、以下のような理由が影響して、ICL手術後に術前よりも黒目が大きくなったと感じる可能性はあると言えるでしょう。

  • ICL手術によって近視が改善するため、目を細める必要がなくなる
  • コンタクトレンズが不要になり、眼の負担やドライアイが改善し過度なまばたきが減る

ここに挙げたものはレーシック手術を受けた人の事例ではありますが、「はっきり見えることで、黒目が大きく見えるようになる」ということは論文でも報告されているようです。

ICL手術とは

ICL手術とは、眼内レンズと呼ばれる、眼の中に入れるための特殊なコンタクトレンズのようなレンズを虹彩の後ろに埋め込むことによって視力を矯正する方法です。

近視、遠視、乱視の矯正が可能で、術後は裸眼でもはっきりと見えるため、眼鏡やコンタクトレンズのわずらわしさから解放されるでしょう。ICL手術はレーシック手術と比べて新しいというイメージがある手術ですが、どのような点が違うのでしょうか。

ICL(眼内コンタクトレンズ)とは│費用・他の手術との違いなど

ICL手術とレーシック手術の違い

ICL手術とレーシック手術の最も大きな違いは、「角膜を削るか削らないか」という点です。レーシック手術は眼の表面の角膜部分をレーザーで削り、形を変えることで視力を矯正します。一方、ICL手術は角膜を削らずに、角膜付近の小さな切開創から眼内レンズを挿入することで視力を矯正します。
レーシック手術で削ってしまった角膜を元に戻すことはできませんが、ICL手術後に見え方の不満や問題が発生した場合は、手術によりレンズを取り外すという選択が可能です。また、ICL手術はレーシック手術の適応外である強度近視の人や、角膜の厚さや形状に問題がある人でも手術を受けられる可能性がります。

ICL手術のメリット

ICL手術のメリットとしては、以下のようなものが挙げられます。

  • 強度近視をはじめレーシック手術が適応外の場合も受けられる可能性がある
  • レーシック手術のような近視の戻りが少なく良好な視力を保ちやすい
  • 角膜を削らないため、収差を誘発することがなく、良質な見え方を得やすい
  • 術後の見え方に不満がある場合はレンズを取り出すことができる

これまで視力矯正手術を受けられなかった人や、術後が気になるという人にとってもメリットのある手術方法と言えるでしょう。

ICL手術のデメリット

ICL手術は健康保険の対象外であり、レーシック手術と比較しても費用は高額な点がデメリットと言えます。

しかし、医療保険によっては手術給付金の対象となる場合もあるため、加入している保険があれば対象に含まれるかどうか確認してみましょう。なお、給付には診断書をはじめとした書類が必要な場合もあります。
また、ICL手術は医療費控除の対象となります。確定申告が必要となるため、手術時の領収書は大切に保管しましょう。医療費控除の詳細は国税局ホームページの医療費控除の説明、またお近くの税務署に相談してみてください。

ICL手術の副作用やリスクとしては、確率は高くないものの、手術に一般的にみられる下記の合併症を伴う可能性があります。
結膜炎、急性角膜浮腫、持続性角膜浮腫、眼内炎、ハロー・グレア現象、前房出血、前房蓄膿、眼感染症、レンズ偏位、黄斑浮腫、瞳孔異常、瞳孔ブロック緑内障、重篤な眼炎症、虹彩炎、硝子体脱出、角膜移植。
稀ですが、炎症や角膜内皮減少、高眼圧、白内障などの合併症が起こった場合は追加の手術処置が必要になることもあります。
必ず医師の説明を受けて、自分で納得してから手術を受けるようにしましょう。

ICL手術の費用相場

ICL手術の費用相場は、両眼で45.1万円~66万円(税込み)です。自由診療のため、医療機関やレンズの種類によっても費用に差があります。また、度数が強いものや乱視矯正も行う場合は費用が高くなります。
医療機関によっては手術前の適応検査や、手術後のアフターケアが費用に含まれていない場合もあるため、費用の内訳についても事前に詳しく確認しておくことをおすすめします。

ICLの費用の相場とは?

ICL術後でもカラコンやサークルレンズで黒目を大きく見せられる

ICL手術後でも、カラーコンタクトレンズやサークルレンズの装用が可能です。個人差はありますが、術後1ヵ月の検診で問題がなければ、コンタクトレンズの装用を開始することができます。なお、ICL手術によって視力が矯正されているので、コンタクトレンズは度なしのタイプが使えます。

また、コンタクトレンズを外しても良好な視力が確保されているため、手術前と比べてピンポイントで必要なときに利用でき、装用時間を減らすことも可能です。カラコンやサークルレンズは透明なコンタクトレンズよりも酸素透過率が低く、酸素不足になりやすいことがあるため、長時間の装用は控えましょう。

まとめ

ICL手術によって黒目を大きくすることはできませんが、見づらさやドライアイなどによるまぶたの影響が軽減することにより、術前よりも大きく見えた印象になる可能性はあります。

しかし、より黒目を大きく見せたい場合などは、カラコンやサークルレンズを装用することが可能です。手術後の検診時に医師に相談ください。

ICL手術はメリットが多いですが、費用も高額になるため事前によく調べて、医師の説明を受けて納得した上で手術を検討することをおすすめします。

先進会眼科では適応検査や術前相談には費用がかかりません。気になっているが手術を受けるかはまだ決まっていないという方も、ご相談ください。

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執筆:岡 義隆

日本眼科学会認定眼科専門医
日本白内障屈折矯正手術学会 理事
先進会眼科 理事長