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ICL / レーシックなど

視力回復治療の専門クリニック

先進会眼科コラム

視力回復手術ICLとレーシックを比較|それぞれの特徴や費用、リスクを解説

近視手術の特徴などを解説

「目が悪くて視力回復手術を考えているので内容を知りたい」「視力回復手術を比較検討したい」「ICLとレーシックの違いを知りたい」など、視力回復手術に興味がある方、ICLとレーシックどちらが良いか迷っている方に向けて、そもそも近視とは何か、近視の一般的な矯正方法、そしてICLとレーシックについて、手術のやり方やリスク、そして費用など、気になるポイントを詳しく解説します。

近視とは

近視とは、近くのものは見えるのに遠くのものが見えない状態のことを言います。

そもそもものを見るためには、目から入ってきた光を角膜や水晶体で適度に屈折(くっせつ:曲がること)させて、網膜にピントを合わせる必要があります。近視とは、角膜や水晶体で光が曲がりすぎたり、本来であれば正円であるはずの眼球が奥に長く伸びていることによって網膜の手前でピントが合ってしまいます。したがって、近くのものはピントが合ってクリアに見えるのに、遠くのものはピントが合わずにぼやけて見えることになるのです。

近視の治療方法

近視の主な治療方法には、①眼鏡・コンタクトレンズ、②目薬、③手術の3つがあります。

広く行われているのは①の眼鏡やコンタクトレンズ装用です。眼鏡は年齢制限もなくほとんどの近視を矯正できるため、非常によく用いられています。左右の視力に差がある方、強度近視・乱視の方は眼鏡で矯正しきれないことがあるため、コンタクトレンズの装用が生活上便利です。

②の目薬は、仮性近視(偽近視)の方に行われます。低濃度アトロピン点眼という新しい点眼薬に近視の抑制効果が期待できるとの論文が発表されていますが(Ophthalmology. 2016 Feb;123(2):391-9)、2021年5月現在、日本では健康保険の適用外なので、処方している施設は限られます。

③の手術については、大きく分けて眼内コンタクトレンズ(ICL;アイシーエル)とレーシック(LASIK)があります。

視力回復手術の種類

視力回復手術には、ICLとレーシックの2種類があります。いずれも近視の進行が止まり、視力が安定する18歳以上に適応となります。

ICL

ICLとは、眼の中に小さなレンズを埋め込んで近視・遠視・乱視を矯正する手術です。

手術の特徴

ICLは眼の表面にある角膜に非常に小さな切開創を作成し、そこから眼内レンズを挿入します。前日の検査や翌日の検診が必要ではありますが手術自体は20分程度で終わることが多く、入院の必要は基本的にありません。

手術によりレンズを取り出せばもとの状態に戻せるという特徴があります。術後にクリアな視界が期待できます。

基本的にレンズは交換の必要がなく、ずっと眼の中においておけるものです。ただし術後の見え方に不満がある場合や、将来眼の病気によって手術が必要となった場合など、必要な際には眼内にあるレンズを取り出すことも視野に入れておきましょう。

また、強度近視の方はレーシック手術不適応であったり、術後に近視が少し戻ったりすることがありますが、ICLは強度近視の方でも近視がリバウンドすることが少ないという報告もあります。

費用

ICLは健康保険の対象外であり、レーシックと比べて費用が高額なのが難点です。手術費用はクリニックごとに設定します。ICLの費用相場は、両眼45.1万円~66万円(税込)のようです。先進会眼科のICLの費用や詳細についてはこちらのページをご覧ください。

リスク

非常に稀ですが、感染症により治癒が遅れたり、重度の場合は眼に重篤な悪影響を与えたりする場合があります。先進会眼科では開院以来20年、徹底した清潔管理・安全管理を行っておりますのでご安心ください。

ICLは眼の中の水晶体に近い場所に置くため、水晶体に接触するリスクが有ります。かなり稀であるもの、ダメージにより水晶体が白濁し白内障になるリスクがあります。重度の白内障の場合は、白内障手術により白濁した水晶体を摘出し人工水晶体(眼内レンズ)に交換する手術を行います。白内障手術のリスクは眼内コンタクトレンズの手術と同様のものがあります。炎症や角膜内皮減少、高眼圧などの合併症が起こった場合も追加の手術処置が必要になることがあります。

手術である以上、リスクはゼロではないため、医師から適切な説明を聞き、不安などを解消して自身で納得した上で手術を受けることが大切です。

ICL(眼内コンタクトレンズ)とは│費用・他の手術との違いなど

レーシック

レーシックは、レーザーを角膜(網膜に像を結ぶために、光の屈折を行う組織)に照射し角膜のカーブを適切なものに直す手術です。中等度までの近視・遠視・乱視の矯正が期待できます。

手術の特徴

レーシックは、まず角膜にレーザーでフラップ(薄い蓋)を作ります。フラップをめくり、角膜にレーザーを照射してカーブを調整することで、光の曲がり具合を矯正させます。フラップを元に戻したら手術終了です。事前の検査や翌日の検診は必要ですが、手術自体は20分程度で終わることが多く、入院の必要は基本的にありません。

角膜が薄い、角膜の形状がいびつ、強度近視で矯正量が多い方などは不適応となる場合もあります。

費用

レーシックもICLと同様に健康保険の対象外であり、クリニックによって費用に差があります。安価なところでは両眼20万円から、オーダーメイドの手術は両眼35万円以上のクリニックが多いです。ICLと比べてコストを抑えられるのが特徴です。

当院では両眼19.8万円~38.5万円(税込)で行っています。レーシック手術にも種類があり、価格の差は使用するレーザー機器と矯正精度が異なることによるものです。患者様のご要望や近視や乱視の度数によって、適応できる/推奨するものが異なります。先進会眼科のレーシックの詳細、費用についてはこちらのページでご確認ください

リスク

レーシックは眼科専門医かつ他の眼疾患にも精通している医師が適切に手術を行う手術です。ただし手術であることは変わりないため、非常に稀ですが、感染症により治癒が遅れたり、重度の場合は眼に重篤な悪影響を与えたりする場合があります。

すでに知られている術後の症状として、ドライアイやハロー・グレア現象が起きる可能性があります。ドライアイはフラップ作成時に角膜の知覚神経が切断されることが原因です。術後、数か月掛けて、徐々に回復するケースが多いです。ハロー・グレア現象とは、夜間、光の周辺に傘がかかったように見えるハローや、滲みのようなグレアが見えることを言います。こちらも時間の経過に伴い、気にならなくなるケースが多いです。

他には、術後1週間ほどはメイクや入浴時に目の周りに気を付ける必要があることや、稀にケラトエクタジア(医原性の角膜不正乱視)が起こる可能性、将来の白内障手術のために手術前に眼全体の精密検査を受けておくと後で正確な白内障手術を受けやすい、などもあげられます。

レーシックとは|仕組みと費用について

ICLとレーシックの違い

ICLとレーシックの違いは、角膜そのものに手を加えるかどうかです。ICLとは虹彩の裏側にコンタクトレンズを挿入する手術のことであり角膜そのものには触りませんが、レーシックは角膜を調整して視力を回復させます。一度変化させた角膜は元に戻りません。

視力回復手術以外の近視の矯正方法

手術以外の近視の矯正方法に「オルソケラトロジー」があります。「オルソケラトロジー」とは使用を中止すると視力は元の状態に戻ります。近視・乱視に対する視力回復治療の一つで、睡眠中に特殊形状のコンタクトレンズを装用することで角膜の形状を矯正することがで日中に裸眼で過ごすことができます。手術を受けることなく日中の視力回復が見込める方法です。

費用相場は両眼で16万~18万円程度(1年ごと)であることが多く、継続して矯正を行う場合は2年目以降に追加費用がかかります。先進会眼科のオルソケラトロジーの費用や詳細についてはこちらのページからご確認ください。

また、注意点や合併症ですが、基本的には一般のコンタクトレンズと同様です。

不衛生に扱うと角膜炎・角膜上皮障害・角膜感染症・角膜内皮障害・巨大乳頭結膜炎といった合併症が起こるため、正しくレンズケアをすることが大切です。

定期検診が必要であることや、夜間に光がにじんでみえるハロー・グレア現象にも注意が必要ですので、検討する際は合併症やリスクについても納得できるまで医師に確認しましょう。

視力回復手術を希望する際は医師に相談する

近視の度数や角膜の形、また想定する費用などによって、どの視力回復手術が良いかは異なります。ICLにせよレーシックにせよ、視力回復手術を少しでもお考えの方は、ぜひ一度医師に相談してみてください。

ほとんどの医療機関では、術前の適応検査は無料もしくは低額で行っていますので、きちんと眼の状態を把握した上で自分に合う手術を選択することが可能です。きちんと質問に答えてくれない医療機関、また検査もせずに手術を勧めてくるようなクリニックは避けたほうが良いでしょう。

まとめ

以上、ICLとレーシックについて気になるポイントを簡単にまとめました。ICLとレーシックは日本眼科学会が屈折矯正手術ガイドラインを設けており、きちんとした眼科医はガイドラインに沿って手術適応を決めています。

またICLについては認定を受けた高度な技術と知識を持つ眼科医だけが実施できる手術です。先進会眼科では日本眼科学会の専門医のみが在籍しており、ICLの指導医であるインストラクターも在籍しています。

まずは当院を受診していただき、不安に思う点は医師やカウンセラーに相談してみてください。

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岡 義隆
執筆:岡 義隆

日本眼科学会認定眼科専門医
日本白内障屈折矯正手術学会 理事
先進会眼科 理事長

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