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円錐角膜治療

円錐角膜は放置しても大丈夫?進行速度について解説

円錐角膜は放置しても大丈夫?進行速度について解説

眼のレンズにあたる薄膜状の組織「角膜」が円錐状に突出する病気「円錐角膜」。放置していると視力低下の重症化、コンタクト装用の困難、合併症の発症など様々なリスクが生じます。

円錐角膜を放置した際の症状の変化や適応となる治療法、進行速度について解説いたします。

円錐角膜は放置するとどうなる?

円錐角膜は、放置していると角膜の突出が進行していく病気です。進行に伴い、視力障害の重症化や、合併症を引き起こすことがあります。

進行による症状の変化や適応となる治療法について解説いたします。

初期の段階

発症初期は「太陽や照明の光がまぶしく感じる」「視力が悪くなってくる」などの、一般的な視力低下の症状が現れます。

メガネやソフトコンタクトレンズによる視力矯正を行います。

視力の変化に伴ってメガネやコンタクトを作り直すことが増えてきたという場合には、進行しているサインですので次の段階の治療を考える必要があります。

中期の段階

症状が徐々に進行して来たら、ハードコンタクトレンズを装用することがあります。視力を矯正しながら角膜の突出を抑えることで、進行を防ぐことが期待できます。

突出が悪化している際は、コンタクトレンズを装用すると痛みを感じたり、装用が不可能になることがあります。その際は、手術が必要になります。

末期では角膜移植へ

ハードコンタクトレンズを使った視力矯正が困難なほど重症化している場合は、手術が必要になります。角膜の形状や厚みを矯正する「角膜リング」「角膜クロスリンキング」の治療を検討しますが、角膜に混濁が生じている際は「角膜移植」が必要となります。

「角膜リング」では、角膜内に半円弧の形をしたリングを挿入して、角膜の形状を矯正します。角膜の突出の軽減や不正乱視、角膜の非対称性を改善する効果が期待できます。コンタクトレンズ不耐性を改善させることができるので、術後はコンタクトレンズによる視力矯正が可能になります。

「角膜クロスリンキング」は、円錐角膜の進行予防が期待できます。角膜にビタミンB2が配合された薬剤を点眼し、長波長紫外線を30分間照射します。角膜実質のコラーゲン線維の強度が上がることから、角膜の強度が上がります。

角膜が混濁した場合や、コンタクトレンズなどによる治療が不可能になった際は「角膜移植」が必要になります。「角膜移植」はフェムトレーザーを使って、混濁した角膜を円形に切除して、提供された透明な角膜を逢着します。

提供される角膜は、献眼の意志のある方が亡くなられた際、ご遺族の承諾を得てアイバンクに提供されたものになります。

年齢ごとの進行速度について

一般的には思春期(13~18歳)に発症することが多く、30~40歳くらいまで進行するといわれています。進行速度はゆっくりで、10数年かけて徐々に進行していきます。

40歳過ぎで進行が停止することが多いですが個人差があり、中年以降に進行する症例もあります。

円錐角膜の初期症状のサイン

円錐角膜の初期症状は「光に敏感になり、太陽や照明が眩しく感じる」「物が二重に見える」「見え方の質がどんどん悪化している」などがあります。

このような症状が続くようでしたら、一度眼科で検診を受けましょう。

円錐角膜の検査では、視力検査・細隙灯顕微鏡検査・角膜形状解析検査などがあり、初期段階においては角膜形状解析検査が重要です。

円錐角膜の治療方法と原因については以下の記事で解説しています。

気になる症状があれば先進会へ

円錐角膜の進行速度はゆっくりですが、放置していても自然治癒することはありません。コンタクトレンズの矯正が不可能なくらい重症化すると、角膜移植の手術が必要になることがあります。

眩しさや見え方の低下、眼の違和感・異物感などが続くようでしたら、一度先進会にご相談ください。

当院では、WEB・LINEで24時間予約を承っておりますので、お気軽にお申込みいただけます。

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岡 義隆
執筆:岡 義隆

日本眼科学会認定眼科専門医
日本白内障屈折矯正手術学会 理事
先進会眼科 理事長