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TECNIS Synergy Launch Seminar に座長として最新の眼内レンズについてレクチャーしました

2021年4月22日に最新の多焦点眼内レンズのSynergy(日本語読み:シナジー)の上市のセミナーの座長を務めさせていただきました。このセミナーはドクターや医療従事者向けのセミナーですので、平素わたし達が行っているオンラインセミナーとは違い、一般の患者さんが聞けるものではございませんが、今回は当日の様子とSynergyについて患者さまにも紹介させていただきます。

今回はわたくし岡と佐藤香先生、加藤祐司先生と登壇いたしました
座長時の様子:先進会眼科にはオンラインセミナー用のスタジオがあります
オンラインセミナーもすっかり慣れました

Synergyとは?

Synergyとは眼内レンズの名前です。通称と表現した方が適切かもしれません。正しい医療機器の名称は以下の通りです。

販売名:テクニス シナジー VB Simplicity (医療機器承認番号:30200BZX00055000)
販売名:テクニス シナジー TVB Simplicity (医療機器承認番号:30200BZX00139000)
一般的名称:挿入器付後房レンズ

多焦点眼内レンズの仲間の一つで、Continuous-Range-of-Vision IOLと表現されています。日本語では連続焦点型、と表現されています。ヨーロッパでは2019年の9月から、日本では2020年に承認されています。2021年となり正式な発売となりました。特徴は、Extended Depth of Focus(EDOF)レンズ(焦点深度拡張型レンズ:遠方から中間距離まで連続した焦点を結ぶレンズ)と2焦点の回折型レンズを組み合わせた構造です。近方33cmから中間距離、遠方まで連続してより自然な見え方が可能な眼内レンズです。下に少々細かく説明いたします。

 

Synergy眼内レンズ
表面に見えるスジが凸凹しており多焦点性の機能を持つ

構造と利点、見え方は?

上述したEDOFレンズとは今までの「テクニスシンフォニー」に当たります。焦点深度を拡張する技術を用いた眼内レンズで中間距離の見え方を重視した構造でした。

2焦点の回折型レンズとは今までの「テクニスマルチフォーカル」に当たります。手元の見え方を重視した構造です。当院でも手元をしっかり見たい、というご希望・ライフスタイルをお持ちの患者様には推奨しております。 

この2つのレンズの優れた部分を組み合わせたことにより、遠方から中間距離、近方の見え方が従来のテクニスシンフォニーとテクニスマルチフォーカルの眼内レンズよりも上回ると期待されています。また、ハロー・グレアが少ないテクニスシンフォニーの特徴も兼ね備えています。    

以下にやや専門的ですが、シナジーのDefocus Curveのグラフを示します。読み慣れていない患者様のために解説しますと、横軸は度数をとっており左に進めば進むほど近視度数が強い、すなわち全てマイナスの度数ですのでここでは近方視を示しています。縦軸はどれくらい見えるかを示しており、0が少数視力の1.0、0.1は少数視力の0.8ほどです。

度数で示すとわかりづらいようであれば、度数を焦点距離に換算してみてください。-3Dはおよそ33cm、-2Dはおよそ50cm、-1Dはおよそ50cmです。どれくらい見えるのか、の縦のプロットは0.1の範囲にほとんど収まっていることがわかります。これが連続的でかつ-3Dまで見えるというのがSynergyの理論で、患者様の見え方に影響する部分です。「見えない距離」というのが少ないことがわかりますでしょうか。これがContinuous-Range-of-Visionを示しています。

エイエムオー・ジャパン株式会社提供資料より

まとめ

今回のセミナーでは130名ほどの医師・医療従事者にご参加いただいたようです。これまでリアルで行っていたこういったイベントもすっかりオンラインが既定となり、平日の夜にも関わらず多数の方にご参加いただけたことは座長として嬉しく思います。主催のエイエムオー・ジャパン株式会社、ご参加いただいた皆様にこの場をお借りして御礼を申し上げます。

佐藤先生と加藤先生の発表とその後の質疑応答の熱からも、多焦点眼内レンズをはじめとする付加価値の高い治療に対して、患者様から求められているこということが伝わってきました。先進会眼科では先進会眼科の中だけでなく他のドクターや医療機関との連携、こういった最新の医療機器・技術・製品に対しても積極的に貢献して参ります。

Synergyだけではなく3焦点自然視覚レンズ、乱視矯正レンズ、最新の2焦点レンズと先進会眼科では患者様のライフスタイルとご希望に応じて、全ての眼内レンズの取扱をしております。たくさんあって迷ってしまう、というお声をよく聞きます。人生100年時代、白内障の手術は一度きりです。先進会眼科では白内障の術後の生活についてもじっくりご相談いただける、コンサルテーションやカウンセリングにも十分な時間を取っております。

白内障手術、多焦点眼内レンズについてはお近くの先進会眼科東京先進会眼科大阪先進会眼科福岡までご相談ください。

白内障手術・多焦点眼内レンズについて

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執筆:岡 義隆

日本眼科学会認定眼科専門医
日本白内障屈折矯正手術学会 理事
先進会眼科 理事長