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オルソケラトロジーのメリット・デメリット|効果やリスクも解説

オルソケラトロジーのメリット・デメリット

就寝中にコンタクトレンズを装用することで、日中は裸眼でも快適な見え方が期待できるオルソケラトロジー。手術が必要なく、子どもでも受けられる視力矯正治療として現在注目されています。

しかし、一見メリットが多いように感じるオルソケラトロジーですが、視力の安定までに時間がかかったり、レンズケアを怠ると角膜感染症のリスクがあったりとデメリットも存在します。

今回は、オルソケラトロジーについて効果やメリットはもちろん、デメリットやリスクについても詳しく解説します。オルソケラトロジーを検討されている方に向けて、メリットはもちろんのことデメリットについても適切な認識をするために、ぜひ参考にしてみてください。

オルソケラトロジーとは

オルソケラトロジーとは、就寝時に装用する特殊な形のコンタクトレンズによって角膜のカーブの形状を変化させ、近視や乱視を矯正する視力矯正治療の1つです。

角膜上面は柔らかい組織のため、寝ている間にコンタクトレンズで圧迫すると、翌朝外してもしばらく圧迫されたままの形状が維持されます。端的にいうと、低反発枕のようなイメージです。

そのため、レンズを外しても、裸眼で快適に過ごすことが期待できます。レンズ使用を中止すると、角膜の形状とともに視力も元の状態に戻ります。

オルソケラトロジーの矯正方法

オルソケラトロジーの矯正方法としては、視力矯正を目的とした特殊なコンタクトレンズを夜寝ている間に装用し、角膜の形を変化させ、起床後の視力を一時的に矯正する方法です。

夜間にオルソケラトロジーのレンズを装用している期間は日中の角膜の矯正効果が維持されるため、日中は裸眼で過ごすことが期待できます。

レーシックのような視力矯正手術を受けなくても裸眼で視力を維持できること、治療を中止すれば矯正された角膜の形が元に戻ることが特徴の治療法として話題を呼んでいます。

オルソケラトロジーで期待される効果

オルソケラトロジーの適応年齢は6~65歳前後と幅広く、子どもも受けることができます。通常のコンタクトレンズとは異なって日中はレンズを装用する必要がないため、レンズケアを親が管理できれば、小学校低学年の子どもでも治療を行うことが可能です。

また、オルソケラトロジーは治療の継続により、子どもの近視進行を抑制する効果が期待されています。現在ある近視の矯正を行いつつ、近視の進行抑制も期待できる治療法なのです。

オルソケラトロジーのメリット

オルソケラトロジーの代表的なメリットは、手術の必要がないこと、日中は裸眼で過ごせること、子どもも治療対象であることなどが挙げられます。それぞれについて詳しく解説します。

手術の必要がない

「裸眼でよく見えるようになりたい」と思っても、レーシック、ICLなどの手術には抵抗があるという方も多いでしょう。

その点、オルソケラトロジーはレーシックやICLのような手術は必要ありません。就寝時にコンタクトを装用する方法なので、治療に対してのハードルも低くなります。治療を中止すれば1ヵ月ほどで角膜が元の状態に戻るという点も、手術のリスクが気になる方にとっては大きなメリットとなるでしょう。

日中は裸眼で過ごせる

オルソケラトロジーは就寝時のみのコンタクトレンズ装用によって、一時的に矯正効果が維持できる治療法です。朝起きてレンズを外せば近視や乱視が矯正されているため、日中は裸眼で過ごすことができます。

近視や乱視の方にとって、幾度も取ったり装着したりするメガネ、ドライアイや目がごろごろとしがちな通常のコンタクトレンズのわずらわしさから解放されることは、魅力的です。毎日のようにメガネや日中のコンタクトレンズ装用を使っている方にとって、メリットのある矯正方法といえるでしょう。

子どもでも使用可能

文部科学省の学校保健統計調査によると、スマホやタブレットなどの端末の普及を背景に、近年では子どもの近視が年々増加傾向にあり、社会問題となっています。

近視改善が期待できるオルソケラトロジーは、適応年齢が6歳以上であるため、小学校低学年の子どもでも受けられる視力矯正治療です。さらに、子どもの角膜は大人よりも柔らかいため、オルソケラトロジーによる矯正効果が一層高くなります。

近視の進行を抑制する効果についての報告もあるため、今後ますますデジタル化が進む世間で子どもの近視が懸念されることにおいて、それを払拭できるオルソケラトロジーのメリットは大きいといえるでしょう。

オルソケラトロジーのデメリット

オルソケラトロジーのデメリット

手術の必要がなく、裸眼で良好な視力を得られるなどメリットの多いオルソケラトロジーですが、一方でデメリットもあります。オルソケラトロジーを検討されている方は、メリットだけでなく、デメリットについてもよく理解しておくことが大切です。

視力を安定させるまで時間がかかる

オルソケラトロジー治療を開始した直後は視力が安定しづらく、日によってよく見えたり見えなかったりということもあります。最初のうちは日中の矯正効果時間が短く、夕方が近付くにつれて徐々に見えづらくなることも考えられます。

しかし、継続して治療を続けることで徐々に視力は安定しやすく、日中の効果時間も長くなるケースが多いので、すぐに効果が出なくても自分にオルソケラトロジーは合わないというわけではないことは認識しておきましょう。

レンズのケアが必要

オルソケラトロジーの治療では、レンズのケアが必須です。ケアを怠ってレンズを清潔に保てていない場合は、通常のコンタクトレンズと同様、角膜炎・角膜上皮障害・角膜感染症・角膜内皮障害・巨大乳頭結膜炎といったリスクがあります。

子どもの場合は、保護者の方がレンズをしっかりと管理しましょう。

オルソケラトロジーで初めてコンタクトレンズを扱うという場合は、レンズケアについて正しい知識をつけておきましょう。先進会眼科では、オルソケラトロジー治療を受ける方に対して、丁寧にレンズケアの指導を行っております。

保険適応外のため費用が高い

オルソケラトロジーは保険適応外のため、自費診療です。そのため、治療費用が高くなってしまうことはデメリットの1つです。

しかし、両眼20~40万円以上のレーシックやICLなどの手術費用と比べると、オルソケラトロジーの費用は比較的安いといえます。先進会眼科では、長期間の治療を続けていただけるよう定額制となっています。

トライアル費 両眼9,800円(税込)
初期費用(3ヵ月分) 両眼42,000円(税込)
4ヵ月以降 両眼6,800円/月(税込)

別途初期費用が発生しますが、片眼のみの治療も対応しており、その場合の費用は3,800円/月(税込)です。

最初の3ヵ月は初期費用のため高額ですが、4ヵ月以降は通常の使い捨てコンタクトレンズの相場(両眼約6,000円/月)とあまり差がありません。

先進会眼科でのオルソケラトロジー費用についての詳細は、こちらのページをご覧ください。

オルソケラトロジー治療の費用について

手術・料金一覧

オルソケラトロジーで考えられるリスク

オルソケラトロジーで考えられるリスク

オルソケラトロジーは手術を行わずにできる治療法ですが、リスクもあります。主にはハロー・グレアと、コンタクトレンズによるリスクです。ハロー・グレアとは、夜間に光がまぶしく感じたり、にじんで見えたりすることですが、オルソケラトロジーによって起こることがあります。

ほとんどの場合は、治療を続けていくうちに慣れて気にならなくなる方が多いですが、タクシー運転手の方など夜間に長時間車の運転を行う場合は、医師に相談してください。治療を中断したり、レンズの形状や度数変更を検討したりすることが必要になるケースがあります。

ハロー・グレア以外にも、治療中に見え方などで違和感を持った場合は、すぐに医師に相談しましょう。

また、オルソケラトロジーはレンズが目に直接接触するため、充血やアレルギーなど通常のハードコンタクトと同じようなリスクがあります。さらに、レンズが清潔に保たれていないと、角膜炎・角膜上皮障害・角膜感染症・角膜内皮障害・巨大乳頭結膜炎といったコンタクトレンズ合併症を引き起こす可能性もあるのです。

これらのリスクは、レンズケアを正しく理解し、清潔に保つことで抑えることができます。万が一、装用時に問題が発生した場合はすぐに使用を中止し、医師にご相談ください。

まとめ

オルソケラトロジーは手術の必要がない治療法です。そして、近視をこれ以上悪くしない近視抑制の効果も報告されています。他方で、通常のコンタクトレンズと同様、レンズケアによっては感染症などのリスクが高くなってしまいます。

レーシックやICLなどの手術ほどではないですが、保険適応外の治療であるため、長期継続を考えると費用の高さもデメリットの1つといえるでしょう。

オルソケラトロジーを検討されている方は、デメリットやリスクについてもよく理解しておくことが大切です。オルソケラトロジーや近視矯正治療について、気になる点や不明な点がありましたら、お気軽に当院までご相談ください。

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岡 義隆
執筆:岡 義隆

日本眼科学会認定眼科専門医
日本白内障屈折矯正手術学会 理事
先進会眼科 理事長