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先進会眼科コラム

白内障手術に合う眼内レンズの選び方|種類や安全性、費用も解説

白内障手術に合う眼内レンズの選び方|種類や安全性、費用も解説

白内障手術は、濁った水晶体を吸引し、人工の眼内レンズに入れ替える手術です。

この眼内レンズには視力回復の効果をもたらすとともに、いくつか種類がある中で焦点距離やライフスタイルに合ったものを選ぶことで、手術後より快適に過ごすことが期待できます。

そこで、この記事では白内障で使用する眼内レンズの選び方、眼内レンズの種類を解説します。併せて、眼内レンズの安全性やメリット・デメリット、費用も紹介します。

白内障における眼内レンズの選び方

白内障における眼内レンズの選び方

眼内レンズは、水晶体の代わりに目の中に人工的なレンズを埋め込み、水晶体の代わりとなってピント調節を行います。

眼内レンズの直径は6mmほどで視力回復の効果があり、単焦点や多焦点などいくつかの種類があります。眼内レンズは、自身のライフスタイルに適した種類を選択することが大切です。

ここでは、眼内レンズの選び方を2つご紹介します。

焦点距離で選ぶ

水晶体の代わりにピント調節の役割を担う眼内レンズですが、すべての物体にピントを合わせられるというわけではありません。それゆえに、適した眼内レンズを選ぶには、日常生活の中で一番見ている距離に合わせて選択することが大切です。

例えば、普段から運転などで遠くを見る機会が多いのに、手元にピントを合わせた眼内レンズを選択すると、運転に支障をきたすケースがあります。反対に、仕事で手元を見る機会が多いのに、遠くにピントが合う眼内レンズを選択すると、目が疲れる場合や老眼鏡を使用する必要があるでしょう。

眼内レンズをつけた後も眼鏡で視力を調整することは可能ですが、煩わしく感じることもあるでしょう。そのため、日常生活でよく使う焦点距離に合わせて眼内レンズを選ぶことが大切です。

生活スタイルで選ぶ

自身のライフスタイルに適した眼内レンズを選定することが大切です。日常生活の中で行っている作業は、仕事や家事などのカテゴリーがあり、人によってそのカテゴリーごとの1日を占める割合は異なります。

それゆえに、1日を占める割合が大きいカテゴリーを元にレンズを選ぶと良いでしょう。日常的でメインに行う動作や作業をするときに裸眼でも鮮明に、そして明るく見える眼内レンズが、その人にとって一番適したレンズです。

例えば、普段から手元をよく見る人に適した距離は30〜70cm程度。テレビを見るのに適した距離は1〜2mです。スポーツや車の運転では5m程度の距離が理想となっています。

各眼内レンズによって明るく鮮明に見られる範囲は異なります。自分のライフスタイルも加味して眼内レンズを選ぶようにしましょう。

白内障手術における眼内レンズの種類

白内障における眼内レンズの選び方

白内障手術で使用する眼内レンズは「単焦点眼内レンズ」と「多焦点眼内レンズ」があります。

白内障の手術では、視野を鮮明にするだけでなく、視力回復も見込めますが、どのレンズを選択するかで矯正の度合いが異なります。ここでは、各々のレンズの特徴を解説します。

単焦点眼内レンズ

単焦点眼内レンズは、「近く」「中間」「遠く」のいずれかにピントを合わせたレンズです。近くは30〜40cm程度、遠くは3〜5m程度の距離をいいます。中間はその間の距離です。

単焦点眼内レンズは、ピントを合わせた距離に対して、その距離の範囲内で自然で鮮明な視野を保つことができます。しかし、1つの距離にしかフォーカスしていないため、もう一方の距離を見るときは眼鏡が必要になることもあります。

現在、単焦点眼内レンズは健康保険の適用となっており、費用の負担が少ないことから、選びやすいのが特徴です。

多焦点眼内レンズ

多焦点眼内レンズは、2箇所以上にピントを合わせることができるレンズです。現在では5つの距離まで焦点を合わせられる5焦点眼内レンズも使用されており、ライフスタイルに合わせた幅広い選択ができるようになっています。

多焦点眼内レンズの主流となっているのは、2焦点眼内レンズと3焦点眼内レンズです。2焦点眼内レンズは、近くと遠く、もしくは遠くと中間距離などにピントが合うレンズであり、3焦点眼内レンズは近く、中間、遠くすべてにピントが合うように作られています。

多焦点眼内レンズの中には、夜間に信号機や街灯などを見ると光の輪が見えたり、まぶしく見えたりするハロー・グレア現象などの不快な自覚症状を抑えるレンズもあります。

眼内レンズの安全性

眼内レンズの安全性

白内障手術で使用する眼内レンズは、目の中に挿入した後20~30年以上経過しても、レンズの劣化による摘出が生じた例が少なく、一度眼内に挿入すると半永久的に使用される方が多いです。

しかし、どのような医療にもいえることですが、眼内レンズも必ずしも安全と断言することはできません。

手術の合併症として目の感染症には注意が必要です。白内障手術で起こる感染症のリスクは極めてまれですが、手術後は医師の指示に従って点眼や検査を欠かさず行いましょう。

当院では細かな照射が可能なフェムトセカンドレーザーを使って、従来のものに比べて正確性が高く目への負担にも配慮した眼内レンズの手術を患者様の目に合わせて提案しております。術中にレーザーの照射時間と準備がかかること、術後に消失しますが、白目が充血することがある、といった注意点があります。

治療を受ける際は、医師から十分な説明を聞いた上で受けるかどうかを判断しましょう。

眼内レンズのメリット

眼内レンズのメリット

単焦点眼内レンズのメリットとして、ピントが合う場所はとても明るく、鮮明に見えることが挙げられます。読書やデスクワークが快適になるほか、運転中に信号や標識がはっきりと見えて運転がしやすくなるなどもメリットです。

多焦点眼内レンズのメリットは、術後約8割以上の人が眼鏡やコンタクトレンズを使用せずに生活できる点です。複数の距離にピントを合わせることができるため、手元を見る作業やスポーツ、運転など生活に必要とされる様々なシーンを裸眼で過ごすことができます。

眼内レンズのデメリット

眼内レンズのデメリット

単焦点眼内レンズのデメリットは、1箇所以外ではピントが合わないため、術後も必要に応じて眼鏡やコンタクトレンズが必要になります。それゆえに、煩わしさを感じる人もいるかもしれません。

多焦点眼内レンズのデメリットは、眼内に入る光を距離別に振り分けるため、ピントが合った場所の見え方は単焦点に劣ります。人によっては全体のコントラストが下がったと感じる人もいるでしょう。また、レンズによってはハロー・グレア現象を感じることがあります。

多焦点眼内レンズについては、レンズが不適合であったり微調整が必要となったりする、緑内障などの方は受けられないことがあるといった注意点もありますので、医師に詳しい説明を受けて納得した上で受けることが大切です。

眼内レンズ手術の費用

眼内レンズ手術の費用

白内障手術で使用する眼内レンズは、年々種類も豊富になり選択の幅が広がっています。ここでは、眼内レンズ手術の費用相場と併せて、先進会眼科での費用を解説します。

眼内レンズ手術の費用は保険適用になるか

白内障手術で単焦点眼内レンズを使用する場合、健康保険の適用です。費用相場は、片目につき3割負担で45,000円程度となっています。多焦点眼内レンズは、選定療養または自由診療となるため、自由診療部分の費用は医療機関側が自由に決めることができます。白内障手術を検討している人は、各医療機関にお問い合わせください。

また、先進会眼科では、レーザーや多焦点眼内レンズなども使用して患者様に合った手術を提案しています。レーザーによる手術や多焦点眼内レンズは、健康保険の適応外となるため選定療養や自由診療となりますが、個々人のライフスタイルにあった選択をすることができるのが特徴です。

それぞれ術後3ヶ月間の検診とアフターケアを含んだ費用は以下の通りです。

・レーザー白内障手術(単焦点眼内レンズ):両眼1,760,000円(税込)

・白内障手術(多焦点眼内レンズ):両眼1,375,000円(税込)

・レーザー白内障手術(単焦点眼内レンズ)両眼:770,000円(税込)

※白内障手術(単焦点眼内レンズ)は健康保険適用となります。

先進会眼科での白内障手術やその他の手術費用の詳細はリンクからご確認ください。

手術・料金一覧 | 先進会眼科

選定療養を受けられる場合

現在、白内障手術で健康保険が適用されているのは、単焦点眼内レンズのみです。ほとんどの多焦点眼内レンズにおいては健康保険が適用外であるため、レンズの種類や医療機関によって、選定療養や自由診療となっています。

選定療養とは、患者様が保険適用外の費用を自身で負担することで、保険適用の治療と併せて医療を受けることができます。白内障手術に多焦点眼内レンズを用いた手術は、2020年4月より、選定療養が認められるようになりました。

選定療養での手術を行っているかどうかは、各医療機関で異なります。白内障手術を検討している場合は、お近くの眼科に確認しましょう。

まとめ

白内障手術で使用する眼内レンズは半永久的に挿入したまま過ごされる方が多く、現在は眼内レンズの種類も豊富で、単焦点・多焦点から選ぶことが可能です。各レンズのメリット・デメリットを理解した上で、ライフスタイルに合わせて選択しましょう。

先進会眼科では、一般的な白内障手術に加えて、多焦点眼内レンズ、フェムトセカンドレーザーを用いた白内障手術を行っております。眼内レンズについては国内で流通している全ての眼内レンズを取り扱っています。白内障や眼内レンズの選択でお悩みの際は、お気軽にご相談ください。

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岡 義隆
執筆:岡 義隆

日本眼科学会認定眼科専門医
日本白内障屈折矯正手術学会 理事
先進会眼科 理事長

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