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先進会眼科コラム

疲れ目と異なる眼精疲労とは?主な症状や起こる原因5つ・治し方を解説

疲れ目と異なる眼精疲労とは?主な症状や起こる原因5つ・治し方を解説

「最近、なんだかとても目が疲れる」とお感じの方、それは単なる疲れ目ではなく、なんらかの対処が必要な眼精疲労かもしれません。

今回は目の疲れで日々お困りの方に向けて、眼精疲労とはどういったものか、疲れ目との違い、また眼精疲労の主な症状や眼精疲労の起こる原因、そして眼精疲労の治し方などをわかりやすく解説します。

眼精疲労とは

眼精疲労とは

眼精疲労とは、視作業(眼を使う仕事)を続けることにより、眼痛・眼のかすみ・まぶしさ・充血などの目の症状や、頭痛・肩こり・吐き気などの全身症状が出現し、休息や睡眠をとっても十分に回復しない状態をいいます。

一定時間、なんらかの作業をした後に眼が疲れるのは誰しもある当たり前のことですが、ふつうは休息をとれば回復します。しかし眼精疲労の場合は疲れが蓄積し、休息によっても改善が見られず、翌日まで持ち越されるような状態となっています。

疲れ目との違い

眼精疲労と単なる疲れ目(眼疲労)の違いを症状だけから見分けることは難しいです。疲れ目は、目を使いすぎたことで目に充血や痛みなどが起こります。また視界がかすむ、ぼやけて見える、まぶしく感じるなどの症状が起き、視力低下を自覚することがあります。これらの症状は、眼精疲労と大きな違いはありません。

眼精疲労と疲れ目の大きな違いは、休息によって症状が改善するかどうかです。疲れ目による視力低下は一時的なもので通常は十分な休息で回復しますが、休息をとっても繰り返される場合は、眼精疲労と区別されます。

眼精疲労の主な症状

眼精疲労の主な症状

眼精疲労の主な症状は、目の疲れです。そのほかにも、目が痛い、物が見えないなど、多彩な目の症状を引き起こします。

眼精疲労の怖いところは、目の症状だけではなく全身の症状が出る場合があることです。

目に現れる症状

眼精疲労で目に現れる症状は、眼の疲れが多いです。そのほか、眼が痛い、物が見にくくなる、眼が乾く、涙が出るなどの多彩な症状があります。

全身に現れる症状

眼精疲労は、悪化すると目の症状以外にも全身の症状が現れることがあります。肩こりや頭痛などの症状が起きたり、ひどくなるとめまいや吐き気が起こったりすることもあり得ます。

そのほか頭の重さや圧迫感、めまい、胃部不快感など、不定愁訴と呼ばれる症状を引き起こすこともあります。

眼精疲労が起こる原因

眼精疲労が起こる原因

眼精疲労が起こる原因は、ただ単に目の使い過ぎだけではありません。視力や斜視、不同視などの目の病気、ある種の身体的・精神的な病気、環境・作業条件などの問題など、さまざまな原因によって起こる可能性があります。

目の疾患

疲れて見えないという場合には、不同視(左右の視力、眼の屈折に大きな差があること)や斜視、乱視、老眼など。目の側に問題があることが少なくありません。レーシック(LASIK)やPRK(レーザー屈折矯正角膜切除術)などの近視矯正手術を行ったことがある方も、手術前と見え方が変わるため、比較的眼精疲労の訴えが多いとされています。

また角膜が濁っていないか、頭痛や充血がないかどうかという閉塞隅角緑内障の所見がないことを確認する必要があります。

身近な目の病気としては、ドライアイが眼精疲労の原因になっていることが30%程度あるとされています。眼が乾燥することにより焦点が合わない場合や、角膜上皮びらんのために、ものが見にくく目が疲れる原因となります。

体の疾患

眼精疲労を引き起こす代表的な身体の病気としては、甲状腺眼症があります。甲状腺眼症は、眼瞼腫脹、眼瞼後退、眼球突出などが主な症状ですが、軽症例では眼周囲不快感や眼精疲労の訴えで来院することが多いです。外眼筋、眼窩脂肪組織およびその周囲に慢性炎症があり、しばしば、上強膜炎や上輪部角結膜炎を合併しています。

治療薬による影響も可能性としてあるので、内服薬を調べる必要がある

眼精疲労で入院が必要になるものとして、慢性疲労症候群(chronic fatigue syndrome、CFS)が挙げられます。CFSに関してはまだ本態が解明されていませんが、ウイルス感染症が契機になって、身の置き所のない慢性的な全身的な疲労およびだるさを感じ、日常生活が営めなくなります。入院の上、さまざまな病気を除外することによって初めて診断がつきます。

環境

眼精疲労の原因となる環境上の問題として、照明、深夜労働、長時間労働などがあります。この中でも照明器具による影響が大きく、グレアが少ないグレア分類V、G0~G2の照明器具を使っているかどうかも診断の重要な要素になります。

また、ディスプレイ画面にグレアが映り込んでいるかどうかもチェックしておきたいポイントの一つです。

精神的なストレス

眼精疲労の原因に、精神的なストレスが大きく関係しています。テクノストレスや仕事のストレスなどの精神的問題、特にテクノストレス眼症と呼ばれるものは、眼の疲労というより心因的なものが要因になっていることが多いです。Man to machine に対する不適応、テクノ依存により眼疲労が眼精疲労になることもよくあります。

テクノ依存とは、携帯やゲームを常時肌身離さず持ち歩き、あるいはパソコンのもとで寝泊まりするような状態のことです。一般生活が送れないような人々が少なからず存在します。眼の疲労もそうだが、きちんとした生活が送れなくなり、他人とのコミュニケーションがはかれなくなります。

眼鏡やコンタクトレンズの不適合

眼鏡やコンタクトレンズの不適合も、眼精疲労の原因となり得ます。度の合わない眼鏡を使用していたり、老視(老眼)の初期など、近くが見えない状況で無理やり近くを見たり細かいものを見たりする作業を行う場合です。

眼鏡の不適合でよくあるのが過矯正(矯正しすぎ)と低矯正(矯正が足りない)です。さらに、老眼の方向けの境目のない累進多焦点眼鏡が普及していますが、それが実際の作業に合っているかどうかも考える必要があります。

白内障手術の有無、眼内レンズ(IOL)の種類による見え方の差も、眼精疲労の原因となることがあります。通常の単焦点眼内レンズ以外に、多焦点眼内レンズ、それも、屈折型、回折型の違い、加入度数の違いも知っておく必要があります。また、有水晶体眼内レンズ挿入や、オルソケラトロジーなども不適合となる可能性があります。

眼精疲労の治し方

眼精疲労の治し方

眼精疲労の治し方は、原因によっても異なります。休息によってもとれない眼精疲労は、肉体的なものか、精神的なものか、職場環境によるものかを判断する必要があります。

適度に目を休ませる

いずれの原因の眼精疲労についても、まずは適度に目を休ませることが大切です。目をつぶっているだけでは目の疲れはとれません。

目の疲れは、遠くを眺めることによって回復します。

十分な睡眠を取る

不眠が疲労の原因であることも多いため、適切な睡眠をとりましょう。夜遅くまでスマホを見たり、ゲームをしたりするのはやめましょう。

身体の調子を整えることも、眼精疲労を和らげる近道です。早寝早起きを心がけ、十分な休息をとりましょう。

目のストレッチをおこなう

目のストレッチも、眼精疲労を和らげる良い方法です。目を上下・左右に動かしてみたり、ゆっくり回してみたりなどの簡単な動きでも、十分な効果が期待できます。また、目をぎゅっと閉じたり開けたりするのも良い方法です。

実は意識的にまばたきをするだけでも、目の周りの筋肉がストレッチされます。まばたきは、目の表面に涙を補充してドライアイを防ぐ働きもあるのでおすすめです。

目薬を点眼する

目薬の点眼も、眼精疲労の治療に効果が見られます。眼精疲労の原因となる目の乾燥を防ぐため、ドライアイ対策の点眼薬が有効です。

そのほかビタミンB12の点眼や、調節を助けるためのミオピン点眼などが有効な場合もあります。

作業環境を整える

環境・作業条件が問題の場合は、作業環境を整えることを考えましょう。パソコン画面の照明やコントラスト感度を調整し、目ができるだけ疲れないようにしましょう。ブルーライトをカットするフィルターの導入も良い方法です。

目の疲れの原因となる短波長可視光線をカットするパソコン用眼鏡が売れていますが、ほとんどのものが30〜50%程度のカット率です。短波長をカットするのであれば80%のカットが必要になります。

眼鏡やコンタクトレンズの度数を見直す

眼鏡やコンタクトレンズを使用している場合は、レンズの度数を見直すのも良い方法です。特に1年以上眼科で視力を測っていない場合は、度数が合っていないことが意外と多いです。

自分ではよく見えていると思っても、測定すると全く見えていないこともよくあります。自己判断はせず、眼科を受診しましょう。

まとめ

以上、眼精疲労について今わかっていることを簡単にまとめました。

作業環境などの問題もありますが、実は目そのものに問題があることも少なくありません。激しい目の疲れを感じるときは、隠れた目の病気がないか、また眼鏡やコンタクトレンズの度数は合っているかなどを確認する必要があります。

先進会眼科では、新しい検査機器と経験のあるスタッフを多数配置し、眼科健診から先端技術を用いた目の手術まで、目に関する診療に対応しています。目についてお悩みがある方は、お気軽にご相談ください。

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岡 義隆
執筆:岡 義隆

日本眼科学会認定眼科専門医
日本白内障屈折矯正手術学会 理事
先進会眼科 理事長

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