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先進会眼科コラム

目薬をさしすぎるとどうなる?適切な回数や正しい点眼方法を解説

目薬をさしすぎるとどうなる?適切な回数や正しい点眼方法を解説

眼科で目薬を処方してもらったり、市販の目薬を使用している方は非常に多いですが、実は正しい目薬の点眼方法をご存知の方はほとんどいません。

今回は目薬の正しいさし方がわからないとお悩みの方に向けて、目薬の適切な点眼回数・量や間違った目薬のさし方、目薬をさしすぎた場合の問題などを含め、正しい目薬のさし方を詳しく解説いたします。

目薬の適切な点眼回数・量

目薬の適切な点眼回数・量 目薬の適切な点眼回数と量は、目薬の内容によって異なります。病院で処方された目薬の場合は、処方した医師の指示に従いましょう。

1回の点眼でさす目薬の量は、基本的には1回1滴で十分です。なぜなら目の中に一度に入る目薬の量はせいぜい1滴で、それ以上さしても目からあふれてこぼれてしまうだけだからです。逆に1回2滴以上使用する目薬については、医師または薬剤師から指定があります。

病気の治療のためなど、たくさんの薬を目に吸収させたい場合は、1回に何滴もさすのではなく、点眼の回数を増やします。医師の指示がない場合、1日の点眼回数は多くても5〜6回程度にしておきましょう。

点眼しすぎると、目の表面を覆う層が乱れ、かえって目に傷がつきやすくなります。目薬の説明書におすすめの点眼回数が書いてあることもありますので、お使いの目薬の説明書を一度見てみると良いでしょう。

目薬をさしすぎた場合の問題

目薬をさしすぎた場合の問題 「目薬はさせばさすほど効くような気がする」と、医師の指示や目薬の説明書を守らずに目薬をさしすぎる方がいますが、今すぐやめましょう。目薬のさしすぎは、思わぬ副作用を引き起こすことがあります。

特にさしすぎに気をつけたいのは、緑内障の目薬です。目薬の成分の一つであるβ遮断薬は、喘息や心不全を悪化させる可能性があります。目薬をさしすぎると、目頭にある涙点(るいてん)を通じて鼻涙管(びるいかん)に入り、全身に吸収されるためです。β遮断剤の目薬を使っている方で喘息や心不全の持病がある方は、特に気をつけましょう。

また、目薬をさしすぎることによって目の表面を覆っている粘液・涙・薄い油の3層構造が崩れ、かえって目の表面に傷がついてしまうことがあります。特にドライアイの場合、目の表面に細かい傷がついていることがよくあります。そこに目薬をさしすぎると、傷がさらに大きくなって症状が悪くなることがあります。

目薬のさしすぎ以外の間違った点眼方法

目薬のさしすぎ以外の間違った点眼方法 目薬のさしすぎ以外にも、ついやってしまいがちな間違った点眼方法や目薬の使い方などがあります。

  1. 目薬の容器の先端が目やまぶた、まつ毛などに触れないようにしましょう。雑菌や汚れ、花粉など目の周りの異物が目について感染を起こす可能性があることに加え、目薬が汚くなって使えなくなります。
  2. 点眼後はまばたきをしないようにしましょう。まばたきによって目からお薬が流れ出てしまいます。
  3. 点眼薬が目に入らず目の周りにこぼれた場合は、清潔なガーゼやティッシュで拭き取って新しく目薬をさしなおしましょう。目のまわりについた点眼液を無理やり目の中に流し込むと、目の周りの異物も一緒に目に入ってしまいます。
  4. 目薬の貸し借りはやめましょう。
  5. 使用期限を過ぎた目薬は、未開封でも使わないようにしましょう。
  6. 防虫剤や湿布薬の近くに点眼液を置かないようにしましょう。また、油性ペンで点眼容器に直接記入しないようにしましょう。揮発成分が点眼容器を通って点眼液に溶け込むことがあります

正しい目薬のさし方

正しい目薬のさし方 目薬による思わぬトラブルを避けるためにも、正しい目薬のさし方を覚えましょう。

また、どうしても目薬がうまくさせず、目の中に点眼薬が入らないという方に向けて、げんこつ法というやり方もご紹介いたします。

基本的な点眼方法

基本的な点眼方法は以下の通りです。

1. 両手をせっけんと流水でよく洗います。点眼のときに手についた汚れや雑菌を目に入れないようにするための重要なステップです。

2. 目薬の狙いがずれないように、下まぶたを軽く下にひきます。もう片方の手で点眼容器を持ち、確実に目の中に点眼液が入るように点眼します。目薬の容器の先端が目やまぶた、まつ毛などに触れないようにしましょう。

3. 点眼後はまばたきをせず、まぶたを閉じます。目からあふれた目薬は、ティッシュや清潔なガーゼなどで軽くふき取ります。ティッシュやガーゼなどは片目ごとに使い分けましょう、

4. まぶたを閉じたまま、または涙嚢部(るいのうぶ:目頭のやや鼻より)を指先で軽く押さえて数分間待ちます。

げんこつ法

げんこつ法は、基本の方法では目薬をうまくさせない方向けに、もっと簡単で確実に目薬をさすために考えられた方法です。

点眼容器を持った手がぶれないように、もう片方の手で作ったげんこつで手を支えることで、目の中に点眼薬を入れることができる確率が上がります。

  1. 点眼の前に両手をせっけんと流水でよく洗います。
  2. 点眼容器を持たない方の手でげんこつを作ります
  3. げんこつを下まぶたにあて、軽く下にひきます。
  4. げんこつに点眼容器を持つ手をのせ、点眼します。

目薬のさしかたに関するよくある質問

目薬のさしかたに関するよくある質問 目薬のさしかたに関するよくある質問を集めました。ここにない質問については、お気軽に当院までお問い合わせください。

目薬を多くさすと効果は高まる?

残念ですが、目薬を既定の量・回数より多くさしても効果は変わりません。点眼した薬が目からあふれてこぼれてしまう上に、薬の内容によっては副作用を起こすことがあります。

医師または薬剤師に指示された用量を守って点眼しましょう

2種類さす場合の点眼間隔はどのくらい?

2種類以上の目薬を使用する場合は、目薬をさす間隔を少なくとも5分以上あけてください。さした目薬が目に吸収されるためには5分程度かかるため、5分よりも短い間隔で種類の異なる目薬をさすと、最初にさした目薬は流れてなくなってしまいます。

2種類以上さす場合の順番は?

2種類さす場合の順番は、医師から処方された目薬の場合は医師に確認しましょう。医師から特に指定のない場合、また市販の目薬の場合は、処方または購入した店舗の薬剤師に確認してください。

一般的には、振ってから使用するタイプの濁りのある目薬を後に使用します。濁りのある目薬は、吸収に時間がかかることが多いためです。

コンタクトレンズ装着中に目薬をさしてよい?

コンタクトレンズ装用中に目薬をさしたいときは、コンタクトレンズを外しましょう。成分によってはコンタクトレンズや目に良くないからです。どうしてもコンタクトレンズを装用したまま目薬をさしたい場合は、医師に相談してみましょう。

市販の目薬の場合は、コンタクトレンズをさしたまま使える目薬が販売されています。コンタクトレンズ対応もしくは専用と明記してある目薬を使用することをお勧めします。

まとめ

以上、目薬のさし方について、正しい指し方や適切な回数・量、目薬をさしすぎた場合の副作用などについて簡単に解説いたしました。目薬はたくさんさせば早く効くというものではなく、適切な量や回数を守って使用することが大切です。

また、きちんと目薬を使っているのに目の症状が全く取れないという場合は、目に傷がついていたり、目の病気が隠れているなど、良くないことが起こっていることもあります。ぜひ一度、当院へご相談ください。

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岡 義隆
執筆:岡 義隆

日本眼科学会認定眼科専門医
日本白内障屈折矯正手術学会 理事
先進会眼科 理事長

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