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視力矯正の主な方法は5つ|方法別にメリット・デメリットを解説

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視力検査イメージ

調査によると、日本人の20~60代における平均的な視力は約0.5。およそ7割の人が何らかの方法で視力矯正をしています※。

メガネやコンタクトを装用する人が半分以上で、裸眼で過ごしているいわゆる「目が良い方」の方が少ない、という状況です。近年では視力矯正手術も注目されています。

この記事では代表的な5つの視力矯正について、方法やメリット、デメリットなどを解説していきます。

※調査会社マクロミルより

視力矯正とは

近視や遠視、乱視などの「屈折異常」を、メガネやコンタクトレンズ、手術などにより、正しい見え方に導く手段が視力矯正です。

屈折異常とは、目の中で凸レンズの役割をする角膜と水晶体のバランスが適正であれば、裸眼でよく見える「正視」になるところ、それらの屈折力が不均衡であったり、屈折度の差が大きいなどの理由で、見えにくくなる状態を言います。

視力矯正には様々な方法があり、それぞれに向き不向きがありますので、事前によく検討のうえ選択するようにしましょう。

視力矯正の方法①メガネ

視力矯正の中で、最も古くから用いられているのがメガネです。13世紀後半のイタリアで発明され、日本へはフランシスコ・ザビエルが伝えたと言われています。

メガネは常時かけている人、運転や読書など必要な時だけかける人、コンタクトと併用している人など、人によって使用スタイルが多様で、全て合わせると8割近くが何らかの形でメガネかコンタクトを使用しているという調査結果があります※。

なお、比率としては女性より男性に使用者が多く、年齢が上がるにつれて男女ともに使用率が上がっていきます。
※調査会社マクロミルより

メガネで視力矯正するメリット

メガネのメリットは、何と言っても付け外しが楽なところでしょう。目の中に入れないため、目が異物に敏感な人やドライアイの人、眼病のある人も使用でき、長時間装用しても目に与えるダメージの心配がありません。

様々なフレームのデザインが楽しめるため、ファッションアイテムとしても人気です。

  • かんたんに装用でき、ケアが手軽
  • 目の状態を選ばず使用できる
  • フレームでおしゃれを楽しめる
  • 長時間着用できる
  • 花粉の季節など、目を保護できる

メガネで視力矯正するデメリット

メガネのデメリットのひとつが、フレームによって視界が制限されることです。また、フレームが顔に乗ることで見た目に影響があるため、外出時だけコンタクトに切り替える人も少なくありません。

なお、職業やスポーツによっては、危険を回避するためにメガネを使用できない場合もあります。

  • フレームが常に視界に入る
  • 鼻の付け根などが痛くなる
  • マスク装用時など湿度が高いと曇る
  • 運動中にずれやすい

視力矯正の方法②コンタクトレンズ

コンタクトレンズは角膜の上に装用し、網膜で正しい像を結ぶように調整を行う医療機器です。

素材によってハードレンズとソフトレンズの2種類があり、近視用、遠視用、遠近両用など様々なタイプが揃っています。また、最近では瞳の色や大きさを変化させるカラーコンタクトレンズも人気があります。

装用期間も多種あり、1Day使い捨てレンズや1週間装用、長期間使用するコンベンショナルレンズなど、目的や目の状態によって使い分けができます。

コンタクトレンズで視力矯正するメリット

コンタクトレンズは視界が広く像のゆがみが少ないため、自然に見えることがメリットです。また、視力の矯正力にすぐれ、特に左右の度数差が大きい人や強度の近視の人でも用いることができます。

  • 視界の歪みが発生しにくく、遠くまで自然に見える
  • 湿度のある場所でも曇らない
  • 左右の視力に大きな差がある場合や、強度の近視を矯正しやすい
  • スポーツの際もズレたり落ちたりしにくい
  • 顔の印象を変えることなく視力を矯正できる

コンタクトレンズで視力矯正するデメリット

瞳に直接装着するため、取り扱いや衛生管理に注意が必要です。なお、コンタクトレンズは医療器具なので、不具合が生じた際は自己判断せず、すみやかに医師の診断を仰ぐことが重要です。

毎日装着する方は、コンタクトレンズをつける時と外す時、毎日2回ほど目を触れることになりますので、それだけ目に感染のリスクがあり、使用者の方が考えている以上にコンタクトレンズの扱いには気をつけていただく必要があります。

  • 取り扱いが不適切な場合、目を傷めたり感染症になることも
  • ケア用品などのランニングコストがかかる
  • 着脱にはコツがあり、どうしても合わない人も稀に存在する
  • 1Day使い捨て以外は、外した後のケアが必要
  • 強風や衝撃で外れることがある
  • ドライアイになりやすい

視力矯正の方法③オルソケラトロジー

オルソケラトロジーとは、就寝時に特殊な形のコンタクトレンズを装着することで角膜の表面を平面化し、屈折率を正視に近づける近視矯正法です。

基本的な取り扱いはハードコンタクトレンズと同様で、日中は取り外して裸眼で過ごすことができます。アメリカでは約30年前から処方されており、日本では2009年からスタートしました。国内では日本人の目の形に合うよう開発されたレンズで矯正が行われています。

オルソケラトロジーで視力矯正するメリット

オルソケラトロジーのメリットは、日中裸眼で過ごせる快適性にあります。夜間用コンタクトレンズを装用するだけなので、外科手術に抵抗のある人にもおすすめです。レンズの使用を中止すれば、2週間程度で元の角膜の状態に戻ります。

また、近視をこれ以上進ませない、近視抑制効果も多数の報告がされています。

  • 日中は裸眼で過ごせる
  • 手術ではないので、中止すれば元に戻る
  • 年齢による視力変化にも対応が可能
  • 水泳やウォータースポーツ中も視力を確保できる
  • 目薬が使用できる

オルソケラトロジーで視力矯正するデメリット

普段コンタクトレンズを使用している人にとって、大きなハードルが適応検査前のコンタクトレンズ休止期間でしょう。

また、視力の安定までに数日~数週間かかるため、その間はメガネなどを一時的に併用する必要があります。

  • 適応検査前に2~4週間コンタクトレンズの休止期間がある
  • 視力の安定までに時間がかかる
  • 違和感を感じる場合がある
  • 強度の近視には対応できない
  • 検査や定期健診などで通院が必要
  • 睡眠時間が6時間以上ないと効果が下がる
  • 使用のたびにレンズのケアが必要

オルソケラトジーはコンタクトレンズと同様にレンズケアが欠かせません。

不衛生に扱うと角膜炎・角膜上皮障害・角膜感染症・角膜内皮障害・巨大乳頭結膜炎といった一般的なコンタクトレンズと同様の合併症が起こるため、正しくレンズケアをすることが大切です。

普段からコンタクトレンズを使っている人にとっては難しい作業はありませんが、初めて扱うという人は医療機関でレンズケアの方法を習い、正しく扱いましょう。

また、オルソケラトロジーを装用すると、夜間に光がにじんで見えることがあります。このように光が周りに散って、信号や街灯がにじんで見えるような現象は「ハロー・グレア」と呼ばれるものです。

時間が経つことで症状が改善するケースが多いですが、気になる場合は医師に相談しましょう。

視力矯正の方法④レーシック

レーシックとは、エキシマレーザーで角膜の中央を調整することで、角膜のカーブを変えて屈折異常を矯正する手術です。一旦手術して安定すれば、メガネやコンタクトなどの視力矯正から解放されるため、裸眼で過ごしたい人に適しています。

なお、レーシックの手術はレーザーで調整する前に角膜にフラップ(蓋)を作ってかぶせますが、フラップを作らないPRKという術式もあります。原理はどちらも同じですが、一長一短あるので医師と相談の上で決定してください。

レーシックとは|仕組みと費用について

レーシックで視力矯正するメリット

メガネやコンタクトなどの視力矯正から解放され、裸眼で過ごせるのがレーシックの魅力です。また、手術はごく簡単なもので、日帰り手術で対応可能です。手術後に視力が回復するまでの時間が短いのも、レーシックの大きなメリットと言えるでしょう。

  • 一度手術すれば視力矯正がいらなくなる
  • 日帰り手術が可能(事前の検査と翌日の検診は必要)
  • 術中は点眼による麻酔で痛みはない
  • 早ければ手術当日から視力が回復し、多くの場合翌日には裸眼で過ごせるようになる
  • 他の視力矯正手術と比較して料金が安い

レーシックで視力矯正するデメリット

レーシックは厚生労働省から承認されている術式で、先進会眼科では用いるレーザーももちろん日本で承認されている医療機器ですが、手術後の可能性の一つとして、近視の戻りや角膜のトラブルが報告されています。

  • 一度手術をすると角膜の状態を元に戻せない
  • 夜間に視力が低下するハローグレアや、ドライアイになることがある
  • 適応検査に2時間~2時間半程かかり、定期健診も必要
  • 術後に角膜の変形や混濁、新たな近視、近視の戻りが出ることがある
  • 正確な眼圧測定ができなくなる
  • 白内障手術に影響が出る場合がある

費用については、医療機関によって異なります。

レーシック手術にも種類があり、患者さんのご要望や近視や乱視の度数によって、適応できる/推奨するものが異なります。費用相場は、両眼20万円からプランを提供していることが多く、オーダーメイドの手術は両眼35万円以上の病院が多いです。

先進会眼科での費用についてはこちらからご確認ください。
当院のレーシック費用と相場価格

視力矯正の方法⑤ICL

ICL(アイシーエル)とは、眼内レンズを虹彩の裏側に挿入し、近視や乱視などの屈折異常を矯正する手術です。「永久コンタクトレンズ」とも言われます。

レーシックと比較されることが多いですが、大きな違いは角膜を削るか削らないかです。ICLは角膜を削らないため元の状態に復元が可能で、将来的に白内障などの手術が必要になった際は、手術により挿入したレンズを取り出すことが可能です。

ICL(眼内コンタクトレンズ)とは│費用・他の手術との違いなど

ICLで視力矯正するメリット

ICLは角膜を削らず良好な視力が期待できる視力矯正手術として、2010年に始まりました。近視だけでなく遠視や乱視も矯正でき、幅広い度数に対応できることや、見え方がクリアなことで年々認知度が高まっています。

  • 角膜にゆがみが生じないため、鮮明でクリアな視界が保てる
  • レンズは紫外線カット仕様
  • 近視、遠視、乱視に対応でき、強度の屈折異常も矯正可能
  • 術後の視力の戻り(リバウンド)の可能性が低いと報告されている
  • 視力が合わない場合や眼病になった際は手術によりレンズを取り出せる

ICLで視力矯正するデメリット

ICL手術デメリットとして挙げられやすいのが費用の高さです。また、手術までの待機期間が長くなることがあります。また、術後も視力が安定するまでに時間がかかるため、仕事などのスケジュール調整が必要になります。

  • 自由診療になるため費用が高い
  • レンズの在庫状況によっては、手術までの時間がかかることがある
  • 術後は視力が安定するまで数日から1週間、稀に数カ月かかることがある
  • 術後の感染に注意が必要
  • レンズが合わない場合は、入れ替えの再手術が必要になる
  • 手術直後にハローグレアが起こることがある

ICL手術の費用相場については、両眼で45.1万円~66万円(税込み)です。自由診療のため、病院やレンズの種類によっても費用に差があります。また、度数が強いものや乱視矯正も行う場合は費用が高くなります。

手術前の適応検査や、手術後のアフターケアが費用に含まれていない場合もあるため、費用の内訳についても事前に詳しく確認しておくことをおすすめします。

先進会眼科でのICLの料金についてはこちらをご確認ください。
ICLの費用

手術に一般的にみられる合併症や副作用の可能性として、ICL手術にも下記を伴う可能性があり、報告されています。

  • 結膜炎
  • 急性角膜浮腫
  • 持続性角膜浮腫
  • 眼内炎
  • 前房出血
  • 前房蓄膿
  • 眼感染症
  • レンズ偏位
  • 黄斑浮腫
  • 瞳孔異常
  • 瞳孔ブロック緑内障
  • 重篤な眼炎
  • 虹彩炎
  • 硝子体脱出
  • 角膜移植

また、稀ですが、炎症や角膜内皮減少、高眼圧、白内障、緑内障などの合併症が起こった場合は追加の手術処置が必要になることがあります。

手術である以上は100%安全である、というものはありませんので、アフターフォローがどうなっているかを医師に確認し、納得した上で手術を受けましょう。

まとめ

以上、代表的な5つの視力矯正について解説しました。自身の生活や視力などに合わせて、適切なものを選んでください。

なお、一般的に視力矯正は自由診療になりますが、オルソケラトロジー、レーシック、ICLなどは、医療費控除の対象となる場合があります。少しでも負担を減らしたい人は、確定申告で医療費控除を申請しましょう。

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執筆:岡 義隆

日本眼科学会認定眼科専門医
日本白内障屈折矯正手術学会 理事
先進会眼科 理事長