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医療者に選ばれる眼科医療

先進会眼科コラム

レーシック

レーシック手術の効果とは?回復期間や効果の持続期間・注意点などを解説

視力矯正イメージ

視力を改善する方法として知られるレーシック手術は、現在ではよく聞く手術の1つです。しかし、具体的な方法や期待できる効果を知らない人も多いのではないでしょうか。

今回はその効果や、効果が期待できる期間、手術を受けられる人など、レーシック手術の疑問を解説します。これから受けるかどうかを考えている人は是非参考にしてください。

レーシック手術とは

レーシック手術とは、角膜をレーザーで薄く削って角膜のカーブを変えることで、近視や遠視、乱視などの屈折異常を矯正する手術のことです。日本では屈折矯正手術としてよく知られる眼科手術で、自由診療となっています。

翌日の検診は必要なものの、術前検査は2〜3時間ほど、手術時間は両眼合わせて約10~20分程度です。麻酔により手術中の痛みにも配慮され、日帰りでの手術ができるのがポイント。眼鏡やコンタクトレンズのわずらわしさや異物感が気になる人にとって、メリットのある手術です。

一方で、角膜を削るため、もともと角膜が薄い人やカーブに異常がある人などはレーシック手術を受けられない可能性があります。また年齢制限もあり、18歳未満の人やすでに老眼のある人は、屈折矯正の方法としてレーシックを受けることはできません。

こうしたことも踏まえて、メリットとデメリットや注意点を理解した上でレーシック手術を検討しましょう。

レーシック手術で期待できること

レーシック手術は、近視や遠視、乱視による屈折異常を矯正することで、眼鏡やコンタクトレンズを使わなくても視力の向上が期待できるというものです。

また、レーシック手術では理論上、眼鏡やコンタクトレンズでの最高矯正視力まで回復が期待できるため、術後は眼鏡やコンタクトレンズの着用は不要となります。これまで眼鏡やコンタクトレンズの着用が苦手だと感じていた人や、朝の身支度に時間をかけられない人、見た目の問題をクリアしたい人に向いています。

レーシック手術の後の回復期間

レーシック手術は角膜にレーザーをあてるため、しばらくの間は眼の抵抗力が著しく低下します。そのため、手術日は眼がかすんだように見えたり、傷がふさがるまでは感染症にかかりやすくなったりすることがあります。

眼を休めたり保護したりするためにも、医師との相談の上で保護メガネを着用しましょう。

翌日には、眼のかすみや異物感は軽減され、多くの人は視力が回復します。ただし、最初の1週間は、眼の傷が完全に治っておらず、視力が安定しないことがあるため、車の運転や長時間のパソコン、スマートフォンの使用は控えましょう。

レーシック手術の効果が期待できる期間

レーシック手術で得られた効果は基本的に持続します。しかし、なかには「近視の戻り」と呼ばれる、術後1年以内や5~10年で視力が少し戻ったり新たな近視が出ることもあるため、あらかじめ理解した上で手術を受けましょう。

近視の戻りは、レーシック手術を受けた人の約5%程度に起こるとされており、その場合は再度手術で微調整をすることになります。

レーシック手術の効果を期待できる人

レーシック手術は、詳しい検査の上で適応であるかを判断するため、一概にこのような人が効果を期待できるとは言えません。しかし、手術を受けた翌日に視力回復が期待できるケースは多いです。

レーシック手術は以下に当てはまる人が適応です。

  • 角膜の厚みが十分にある人
  • 18歳以上の人
  • コンタクトレンズによる異物感やドライアイがある人
  • 眼鏡では不便を感じる人
  • 近視と乱視の程度が中程度以下

など

レーシック手術を検討している人はまずは診察を受け、手術適応であるかどうかも含めて相談することをおすすめします。

レーシック手術が向いていない人

レーシック手術は希望すればだれでも手術を受けられるわけではありません。以下のようなことに当てはまる人は、安全のためにレーシック手術が不適応である可能性があります。

  • 角膜が極度に薄い
  • 強度近視
  • 老眼
  • 妊娠中や授乳中
  • 眼疾患がある人
  • 糖尿病や膠原病などの全身性の病気がある人
  • 屈折矯正手術ができない事情がある

など

上記に当てはまる人でも、まずは検査を受けてレーシックの適応があるか確認をしましょう。場合によっては、角膜を削らすレンズを挿入する矯正方法のICL手術の検討も視野に入れてみると良いかもしれません。

レーシック手術の注意点

レーシック手術を受けるにはいくつか注意点があります。手術を検討している人は以下を理解しておきましょう。それぞれを解説します。

角膜を元の状態に戻せない

レーシック手術は半永久的に効果を得られる反面、角膜をレーザーで削る手術であるため、手術後に角膜を元の状態に戻すことができません。

特に、強度近視である場合、手術の際に角膜切除量が多くなります。そのため、強度近視でレーシックをする場合、まれではあるものの術後に薄くなった角膜が前方に突出してしまい、角膜が変形して視力が低下する、というリスクがあります。近視の戻りの場合は再度手術を行い、角膜を削ることで矯正し直すことも可能ですが、角膜を削り過ぎた場合は元の状態に戻すことはできません。

また、手術一般的なものですが、術後のケアを行わなければ感染症などにより、失明に至る可能性も0ではありません。
重篤な合併症として、稀ではありますがケラトエクタジア(医原性の角膜不正乱視)、感染症などもあげられます。

一時的にドライアイになる可能性がある

術後しばらくはフラップの回復がまだのため、眼の状態が安定せず、一時的にドライアイになる可能性があります。レーシックでは、レーザー照射の前に角膜に蓋を作るという処置を行うため、まずフラップと呼ばれる角膜の表面を薄く削ります。その際に角膜の神経が切断されると、ドライアイが起こりやすくなります。また、角膜上皮から涙に含まれるドライアイを防ぐ成分の「ムチン」が出なくなることも原因です。

このドライアイは術後数か月から1年程度続くことがありますが、時間とともに回復するケースが多いのが特徴です。

ハロー・グレアが起こる場合がある

レーシック手術は角膜を削りますが、矯正領域とよりも瞳孔の大きさが大きくなるときに、矯正されなかった領域からわずかですが光が入ってきます。。そのため、夜間や暗がりで瞳孔が開くと、光がにじんで見えたり、信号や街灯の光がぼやけて見えたりします。この現象を「ハロー・グレア」と言います。

時間の経過とともに改善することもありますが、気になる場合には医師に相談しましょう。

レーシック手術の効果に関するよくある質問

レーシック手術を受けるにあたって気になるのが、年齢による効果の違いや、乱視や老眼への効果などです。ここではレーシック手術でよくある質問を詳しく解説します。

年齢によってレーシック手術の期待度は変わる?

レーシック手術は年齢によって期待できる矯正効果が変わることはありません。年齢に関わらず検査をして適応であれば手術を受けることができます。

また、年齢によって手術の成功率が変わることもありません。若いうちにレーシック手術を行うことで、コンタクトレンズや眼鏡をかけるわずらわしさを早いうちから解消できる点は魅力かもしれませんね。

レーシック手術は乱視への効果は期待できる?

レーシック手術は近視だけでなく、遠視や乱視に対しても矯正が可能です。ただし、重度な乱視の場合は不適応となる可能性もあります。

乱視は角膜に歪みがある状態のため、重度な乱視では角膜を削って調整することは難しくなります。まずは、詳しい検査をして適応かどうかを調べましょう。

レーシック手術は老眼への効果は期待できる?

レーシック手術では老眼の改善はできません。老眼は、水晶体のピント調整機能が加齢とともに衰えたことで起こる生理現象であるため、視力回復手術とは関係がありません。

老眼についてはレーシックではなく、白内障手術等で老眼も一緒に治療をすることができます。老眼が気になる方は医師にご相談ください。

レーシック手術は強度近視への効果は期待できる?

近視はレーシック手術が適応となりますが、強度近視であればレーシック手術の適応外です。強度近視は、近視が大変強い状態です。対象物を目の前に近づけないとはっきり見えず、ぼやけて見えるのが特徴です。

強度近視の場合、焦点を網膜に合わせるため角膜を多く切除する必要があります。多く切除すると角膜の変形のリスクが高まるため、レーシックでは不適応となっています。

まとめ

レーシック手術は角膜を削ることで視力回復を行う手術です。近視・遠視・乱視が対象ですが、強度近視や老眼、角膜が極度に薄い人などは残念ながら手術の対象外となります。年齢による効果の差はなく、18歳以上であれば手術を受けることができますが、いくつか注意する点もあります。本記事を参考に、レーシック手術を検討してはいかがでしょうか。

※費用について、レーシックは公的医療保険の適用外なので医療機関によって異なります。
また、レーシック手術には患者さんのご要望や近視や乱視の度数によって種類があり、適応できる/推奨するものが異なります。

費用相場は差がありますが、両眼20万円からプランを提供していることが多く、オーダーメイドの手術は両眼35万円以上の病院が多いです。

当院でのレーシックの費用は、両眼19.8万円~38.5万円(税込)です。当院のレーシックメニューは全て、術後3ヶ月間の定期検診・アフターケア費用を含んでいます。術後の相談や、万が一合併症などが発症した際の治療対応、必要に応じた追加矯正や再手術も初回無料で対応します。

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岡 義隆
執筆:岡 義隆

日本眼科学会認定眼科専門医
日本白内障屈折矯正手術学会 理事
先進会眼科 理事長

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