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先進会眼科コラム

11通りの見え方別に目の病気を紹介|放置する危険性を解説

11通りの見え方別に目の病気を紹介|放置する危険性を解説

近ごろ、以前と比べて見え方が異なることはありませんか?対象物がぼやけて見えたり歪んで見えたりするときは、目の病気が原因で起きているかもしれません。

また、視野の一部が欠けている、視野が狭いなどの症状を放置すると、失明の恐れがある病気が潜んでいる可能性があります。そのため、自覚症状があれば定期的な検査を受けましょう。今回は見え方別で考えられる目の病気を紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

見え方別!考えられる目の病気

見え方別!考えられる目の病気

目の病気は、進行具合や部位によって見え方に異常が現れることがあります。病気の種類によっては、すぐに治療が必要な場合もあるため、早急な受診が必要です。ここでは、11通りの見え方から考えられる目の病気を解説します。

当てはまる項目がいくつかありましたら、医師に相談しましょう。

ぼやける

視界がぼやけて見える、かすんで見える症状は、「白内障」「ぶどう膜炎」「ドライアイ」「眼精疲労」の病気かもしれません。

  • 白内障
    白内障とは、目の中の水晶体が白く濁る病気です。主な原因は加齢で、水晶体のたんぱく質が酸化・変性することで濁るために起こります。また、紫外線・アトピー・糖尿病・薬剤・放射線・ケガなども原因です。
    80歳以上の高齢者の大半が起こる病気で、早ければ40代で発症する人もいます。軽度の場合は、服薬治療で進行を抑える治療を行います。重度の場合は、視力低下や濁りを改善するためには、手術が必要です。
  • ぶどう膜炎
    ぶどう膜炎とは、目の中の虹彩・毛様体・脈絡膜で構成され、多数の血管が集合している「ぶどう膜」に炎症が起こる病気です。ぶどう膜以外にも網膜や、目の外側の壁となっている強膜に起こる炎症も含みます。
    ぶどう膜炎の原因は細菌やウイルス、寄生虫などによる感染性のものや、免疫異常によるものです。しかし、全体の30~40%ははっきりとした原因は分かっていません。
  • ドライアイ、眼精疲労
    目が乾燥して、涙の量が減ることで視界に異常が起こるのがドライアイです。ドライアイが進行すると、目に充血や痛みなどが起こり、視界がぼやけたりかすんだりします。十分な休息をとっても改善しない場合を眼精疲労と区別します。
    近年では、長時間のパソコンやスマートフォンの使用で目の筋肉を酷使してしまうため、眼精疲労が増加傾向にあります。目の疲れがなかなか改善しないときは、医師に相談しましょう。

白内障とは│症状・治し方などの基礎知識

歪んで見える

ものが歪んで見えるときは、「加齢黄斑変性症」や「中心性漿液性脈絡網膜症」の症状かもしれません。

  • 加齢黄斑変性症
    加齢黄斑変性症とは、網膜の下にある脈絡膜から、新生血管という異常な血管が出現する病気です。新生血管は、まだ新しく強度も非常に弱いため、簡単に破れてしまいます。すると、網膜が出血したり浮腫んだりして、視力低下や視認した物体が歪んで見えることがあります。加齢黄斑変性症の原因は、主に加齢と喫煙であり、男性に多い病気です。
  • 中心性漿液性脈絡網膜症
    中心性漿液性脈絡網膜症とは、網膜色素上皮から漿液が漏れ出ることで漿液性の網膜剥離が起こります。視力低下が少ないのが特徴で、視野の中心にモヤがかかって見える、ものが歪んで見える、ものが小さく見える(小視症)などの見え方をします。30~50歳代の働き盛りの男性に多く発症し、目の片側に起こりやすいです。

一つのものが二重に見える

両目で見たときに、一つの物体が二重に見えるのは、両目の視線が一致していないことが原因です。この場合、眼球を動かす外眼筋の異常が疑われます。片方の目で見たときに物体が二重に見えるときは、眼球そのものの異常が考えられます。

片目で見たときに物体が二重に見える場合は、水晶体の位置がずれている水晶体脱臼・水晶体偏位、虹彩に傷が入っている虹彩離断などが考えられます。ただし、白内障や乱視でも物体が二重に見えることがありますので、一概には言えません。

黒い影が見える

黒い影が見える場合は、「飛蚊症」「光視症」の疑いが考えられます。飛蚊症とは、視認できる対象物がないにもかかわらず、視界に黒い糸くずのような物体が見える症状です。飛蚊症は、硝子体の濁りが網膜に映り込むことが原因です。

網膜剥離や眼底出血、ぶどう膜炎の前兆の症状としても知られる飛蚊症ですので、気になる場合は眼科に受診してみましょう。光視症については、後述しています。

まぶしい

普段ではまぶしさを感じることがない光でも、まぶしく感じてしまうことを「羞明(しゅうめい)」と呼びます。羞明は目の病気の一つで、過度にまぶしく感じるほか、場合によっては痛みを伴うこともあります。

羞明は、白内障・角膜炎・結膜炎・ぶどう膜炎・ドライアイ・網膜色素変性症などが主な病気の症状として現れます。まぶしさの感じ方は人によって異なるため、程度によって病状を把握することは難しいですが、目が開けられないほどのまぶしさを感じた場合は目に異常がある可能性が高いです。その場合は、必ず医師に相談しましょう。

夜間に目が見えにくい

暗い場所で見えにくい症状を「夜盲」と言います。通常、夜間に電気を消したときや映画館など急に暗い場所に入ったときは、誰でも一時的に見にくく感じますが、時間が経つにつれて徐々に見えるようになります。

しかし、夜盲では時間が経っても見えにくい状態が続きます。夜盲で多いのは、網膜色素変性です。網膜色素変性症は、網膜が変性して、視力が低下する病気です。そのほか、小口病や眼底白点症なども夜盲を主症状とします。

視野の一部が欠けている

視野の一部が欠けて見えるのは、「緑内障」「網膜剥離」「網膜静脈閉塞症」のいずれかの症状かもしれません。

  • 緑内障
    緑内障は、眼圧が上昇して視野が狭くなったり視野が欠けたりして、視神経が不安定になる病気です。緑内障のタイプによっては、目の激痛・頭痛・吐き気・嘔吐などを伴います。
  • 網膜剥離
    網膜剥離は、眼底から網膜が剥がれることで起こる病気です。網膜裂孔から進行する「原性網膜剥離」と糖尿病やぶどう膜炎が原因で突然網膜が剥がれる「症候性網膜剥離」のタイプに分かれます。
  • 網膜静脈閉塞症
    動脈硬化が原因となり、網膜につながる静脈が詰まってしまう病気です。網膜の中心の血管が詰まると、視界全体が暗くなり、急激に視力が低下しますが、どの部位の血管が詰まったかで症状が異なります。中心以外の血管が詰まると、視野の一部が欠けて見えるのが特徴です。

緑内障について

視野が狭い

視野の周辺から中心に向かって、視野が狭くなる病気に「網膜色素変性症」や「緑内障」があります。網膜色素変性症とは、網膜に色素沈着してしまう病気で、大半が遺伝です。症状としては、夜盲からはじまり視野狭窄へと進行していきます。

子供の場合は、精神的な理由で視野が狭い症状を訴えることがあります。また、脳血管障害や脳腫瘍などでも視野狭窄を起こすことがあります。

チカチカと光が見える

チカチカと光が見える症状を「光視症」と呼びます。硝子体が加齢によって変性して、眼底から浮き上がる硝子体剥離が起こるときなどに、見られる症状です。網膜との癒着が強い場合は、網膜が引っ張られ光が走るようになります。

そのほかにも光の見え方によって疑うべき病気は異なりますが、光の方向がいつも同じ方向に見えて、昼夜で見え方が変わらないときは網膜剥離の視野の欠けを疑います。

虹が見える

街灯や電球などを見たときに、灯りのまわりに虹が見える症状を「虹視症」と呼びます。目の表面や角膜に異常があり、光が乱反射している状態です。考えられる病気には結膜炎や緑内障などがあります。

色が異なって見える

色が異なって見える色覚異常は、「先天性」と「後天性」に大別されます。後天性のものでは、加齢・白内障・網膜疾患・緑内障・視神経疾患・大脳疾患・心因性要因など複数の病気が考えられます。

早期発見し状態にあった対処を行えば、普通に日常生活を送ることができます。周囲と見え方が違うなどの症状があれば医師に相談しましょう。

見え方がおかしい状態を放置する危険性

見え方がおかしい状態を放置する危険性

見え方がおかしいと感じ、十分な休息をとっても改善しない場合は目の病気が潜んでいる可能性があります。目の病気によっては、放置すると失明の恐れもあります。

特に急激な視力低下や、視野の欠けがあると要注意です。併せて頭痛や吐き気など全身症状がある場合は、速やかに医師の診察を受けましょう。

まとめ

対象物がぼやけて見えたり、歪んで見えたりするときは目の病気が原因で起きているかもしれません。目の病気には、白内障や緑内障、網膜剥離以外にも様々な病気があります。いずれも症状は一つではなく、複数の症状が現れるのが特徴です。

特に注意したい症状が視野の欠けや急激な視力低下です。これらを放置すると失明のリスクがあります。そのため、自覚症状があれば定期的な検査を受けましょう。

先進会眼科でも見え方に不安がある人の診察を行っています。気になる症状があればお気軽にご相談ください。

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岡 義隆
執筆:岡 義隆

日本眼科学会認定眼科専門医
日本白内障屈折矯正手術学会 理事
先進会眼科 理事長

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