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先進会眼科コラム

白内障

白内障手術とは?手術が必要な人や流れ、リスク、費用を徹底解説

白内障手術とは?手術が必要な人や流れ、リスク、費用を徹底解説

80歳以上の人にほぼ100%発症するといわれている白内障。加齢に伴い視野に変化が現れるため、手術を検討している人もいると考えられます。白内障は、主に加齢が原因で起こる病気ですが、白内障手術はなぜ必要なのでしょうか。

この記事では、白内障手術とはどのようなものなのか、白内障手術の流れと併せて、手術のリスクや注意点、費用、保険適応の有無などを解説します。

白内障手術とは

白内障手術とは 白内障手術とは、白内障により混濁した水晶体を取り除き、眼内レンズを挿入する手術です。

白内障とは目の中の水晶体が濁ることで、視界に支障が出る病気です。水晶体は、目の中の透明なレンズの部分で、目のピントを合わせる役割を担っています。この部分が何らかの原因で白く濁ることで、視界がかすんだり、物体がぼやけて見えたりします。

この白内障は自分で改善することは難しく、白内障手術で治すのが一般的です。現在採用されている白内障手術は、局所麻酔をかけて行うため、手術中の痛みは少なく、安全性への配慮も従来の方法より高まっています。

眼科手術の種類と費用│手術の概要や日帰りが可能かも紹介!

白内障手術の必要性

白内障手術の必要性

白内障は、なぜ手術が必要なのでしょうか。先進国での白内障が原因で起こる失明の確率は3.2%と低いですが、世界的に見ると失明原因のトップが白内障です。白内障は、80代以上の人にほぼ100%発症するといわれており、発症を未然に防ぐことは基本的にできません。高齢の場合、進行具合によっては経過を観察し、すぐには手術を行いません。

とはいえ、放置すると進行していく病気のため、失明や合併症などのリスクも高まります。白内障が進行したり、合併症があったりすると手術を行うのが難しくなるため、白内障が分かったら適切な時期に手術を受けることが大切です。

白内障手術の流れ

白内障手術の流れ

白内障手術は日帰りで受けられますが、当日以外にも手術前・手術後にも診察を受ける必要があります。ここでは、白内障手術の流れを解説します。

白内障手術前日までの流れ

白内障手術は、手術の前に詳しい検査を行います。手術では眼内レンズを挿入することから、眼内レンズの種類や度数決定を裏付ける検査、視力や見え方、ほかの目の病気がないかなども確認していきます。

白内障手術前の主な検査は以下です。

    • 問診、採血
      問診では、見え方の異常がないかを確認します。採血では全身状態のチェックや感染症の有無を確認します。
    • 屈折検査
      眼内レンズは視力を矯正することができるため、屈折検査で現在の視力を測定し眼内レンズの矯正度数を決めていきます。
    • 眼圧検査
      眼圧検査では、白内障以外の病気がないかを確認します。主に緑内障、網膜剥離、糖尿病性網膜症、網膜色素変性症、視神経炎などの病気が分かります。
    • 細隙灯顕微鏡検査
      細隙灯顕微鏡検査では、虹彩や水晶体、硝子体などを確認し、白内障の進行度合いを確認します。そのほかにも虹彩炎や硝子体の混濁・出血などの病気も確認できます。
    • 眼底検査
      眼底検査では、眼球の奥にある血管や網膜、視神経を調べて白内障以外の病気がないかを確認します。高血圧や動脈硬化の程度を観察できるほか、緑内障や網膜色素変性症などの有無も分かります。
    • 角膜内皮細胞検査
      角膜内皮細胞検査では、角膜の一番内側にある細胞が少なくなっていないかを確認します。細胞が減少してくると、白内障の手術を受けることができなかったり、角膜の病気になったりするため事前の検査が必要です。
  • 眼軸長測定、角膜曲率半径、前房深度
    眼軸長測定、角膜曲率半径、前房深度では、使用する眼内レンズの度数を決定します。眼内レンズは一度挿入すると、よほどのことがない限り入れ替えることはありません。事前にしっかりと度数を確認しておく必要があります。

白内障手術当日の流れ

手術当日は、予定の時間に来院します。手術前にもう一度血圧測定や眼底検査を行い、当日の体調と手術を受けられる状態であるかを確認します。体調に問題なければ、瞳孔を広げる点眼(目薬)をし、瞳孔が開いているのを確認して手術室に移動します。

手術は局所麻酔で行い、所要時間は10〜20分程度です。手術の流れとしてまずは角膜を小さく切開し、濁った水晶体を砕いて吸引して、袋の中を綺麗にします。綺麗にした袋の中に眼内レンズを挿入して、炎症を抑える点眼をして終了です。

手術直後は、目の状態と体調を確認し帰宅します。手術後は車の運転ができないため、公共交通機関を利用するか送迎してもらうようにしましょう。

白内障手術後の流れ

手術後は、目の状態が安定するまで定期的な通院が必要です。また、毎日決められた時間に点眼を行います。

目の状態が安定するまで1〜3か月程度かかり、通常は手術の翌日、翌々日、1週間後、2週間後、1ヶ月後などのように定期的に検査を続けていきます。手術後すぐは、見え方に左右差がありますが、時間の経過とともに安定することが多いです。また、目の充血や腫れ、違和感なども同様です。

見え方は、術後すぐからよく見える人もいれば、1週間以上かけて回復する人もいます。手術後の定期検査は、そうした目の状態の確認のために欠かせない検査であり、そのほかにも合併症の有無の確認や、目の状態に合わせた点眼や薬の選択をします。決して自己判断はせずに、医師の指示に従って通院することが大切です。

白内障手術におけるリスク

白内障手術におけるリスク

すべての手術や治療には、少なからずリスクが伴います。白内障手術の最も重篤な合併症が、細菌感染による術後眼内炎です。

術後眼内炎とは、白内障手術の後に、目の中で細菌が増殖して化膿した状態です。現在、日本の手術では2,000〜5,000人に1人の割合で起こります。適切な処置をしなければ、失明する可能性もある合併症です。

手術から数日経って、急に目に激しい痛みや強い充血、物体が見にくくなった場合は、すぐに手術を受けた眼科を受診してください。

なお、先進会眼科では開院以来20年、徹底した清潔管理・安全管理を行っておりますのでご安心ください。

そのほかにも、手術後一時的に網膜が浮腫んでしまう嚢胞様黄斑浮腫や、眼内レンズのズレなどが起こることがあります。これらの場合も見え方や目に違和感があれば医師に相談しましょう。

また、多焦点眼内レンズの注意点については、ハロー・グレア症状や視界のコントラストが下がることもありますので、医師に詳しい説明を受けて納得した上で受けることが大切です。

白内障手術を受ける際の注意点

白内障手術を受ける際の注意点

白内障手術は症状の進行が見られる人や、視力が低下している人など日常生活に不便を感じたら手術を検討します。

その手術の前日には、以下のことに気をつけましょう。

  • 入浴を済ませておく
  • 洗髪、洗顔を済ませておく
  • 点眼を行う
  • 十分な睡眠を取る

など

また、手術後には以下のことに気をつけましょう。

  • 手術をした方の目を触らない
  • 洗顔、化粧は控える
  • アルコールやたばこを控える
  • 眼帯を外さない
  • 車の運転はしない

など

これらは患者様の状態により異なります。あくまでも一例であるため、必ず主治医の指示に従いましょう。

白内障手術の費用

白内障手術の費用

白内障手術は単焦点眼内レンズを使用する場合、健康保険の適用です。(※当院で行っているレーザー白内障手術での単焦点眼内レンズを除く)

費用相場は、片目につき3割負担で45,000円程度です。また、先進会眼科では、レーザーや多焦点眼内レンズなども使用して患者様に合った手術を提案しています。レーザーによる手術や多焦点眼内レンズは、健康保険の適応外となるため選定療養や自由診療となりますが、それぞれの生活スタイルにあった選択ができるのが特徴です。

それぞれ術後3ヶ月間の検診とアフターケアを含んだ費用は以下の通りです。

  • レーザー白内障手術(多焦点眼内レンズ):両眼1,760,000円(税込)
  • 白内障手術(多焦点眼内レンズ):両眼1,375,000円(税込)
  • レーザー白内障手術(単焦点眼内レンズ)両眼:770,000円(税込)

白内障手術(単焦点眼内レンズ)は健康保険適用となります。

先進会眼科での白内障手術やレーシックなどの費用の詳細はリンクからご確認ください。

手術・料金一覧

白内障手術は保険適用になるか

白内障手術は保険適用になるか

現在、白内障手術で健康保険が適用されているのは、「単焦点眼内レンズ」を使用した手術です。高機能の多焦点眼内レンズは、健康保険の適用ではないため、レンズの種類や医療機関によって選定療養や自由診療となっています。

多焦点眼内レンズを用いた白内障手術は、2020年4月より、選定療養が認可されました。選定療養とは、患者さんが保険適用外の費用を自身で負担することで、保険適用の治療と併せて医療を受けることができます。

自由診療は健康保険が適用されません。それゆえに、レーザーを使用した手術や多焦点眼内レンズなどを使用した手術に関する費用は、すべて自己負担となります。

まとめ

白内障は、加齢などで水晶体が濁るために起こる病気です。その白内障に対して、行う治療が白内障手術です。白内障手術を行うことで、進行を防いだり失明を避けたりすることができます。白内障手術は日帰りで行うことができ、局所麻酔で行う安全性にも配慮した手術です。

先進会眼科では、複数の方法で患者様に合った手術を提案しています。手術や費用に関する相談や質問はお気軽にお問い合わせください。

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岡 義隆
執筆:岡 義隆

日本眼科学会認定眼科専門医
日本白内障屈折矯正手術学会 理事
先進会眼科 理事長

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