基本的には、近視の進行は25歳前後で止まるといわれていますので、手術後に近視が進み、視力の低下が起こるとは考えにくいことです。
レーシックをお受けいただいて、良くなった視力ですから、暗い場所で物を見るよりも、できるだけ明るい場所で物を見たほうが、目の中の物を見ている場所にたくさん光が入り視力も出やすくなりますので、ぜひ参考になさってください。
レーシック手術の過程は、大きく以下の3つに分けられます。
1. 手術前の適応検査とカウンセリング
2. 手術
3. 手術後の定期検診
適応検査はレーシックができるか否かを見極める検査となります。
カウンセリングでは、ご不明点やご質問を納得されるまでご質問ください。
適応検査は電話かインターネット、LINEでご予約いただけます。
適応検査の所要時間は約1時間程度です。
検査は目の状態により1~2回ご来院が必要となります。検査が全て完了後、2回目か3回目の来院日が手術当日となります。(適応検査の結果によって、再検査が必要になる場合がございます。)
手術当日の来院からご帰宅までの全工程は約1時間半から2時間程度を目安にお越しいただいております。手術自体は、両眼およそ10分で終了します。手術終了後、すぐにご帰宅いただけます。
手術後の検診は受けていただく手術方法により異なりますが、レーシックの場合、手術翌日、1週間、1か月の受診をお願いしています。
※眼の状態によっては手術前に治療が必要な場合がございます。
手術の際は専用の器具でまぶたを固定しますので、瞬きをすることはできません。
当院のエキシマレーザー スター S4 IRには3Dアクティブ・アイ・トラッカーという自動追尾機能が備わっており、手術中のお客様の目の動きを追いかけ、レーザー照射します。
もし、眼球が大きく動いた場合は、自動的にレーザー照射を停止する安全機能も備わっています。この機能により、「絶対に目を動かしてはいけない」という過度の緊張から開放されリラックスした状態で手術を受けていただけるようになりました。
なお、手術の際には点眼麻酔を使用しますので、特に痛みを感じることはございません。その点は、ご安心ください。
ICLはレーシックと異なり角膜を削らない手術となるため、視力の低下は起こりにくいです。
視力の低下の原因は様々ですが、パソコンや携帯等手元にピントが合っている状態が続くと、遠くが見えづらく感じることがございます。
遠くを見て眼を休めたり、使用時間等に気を付けてご使用されることを推奨いたします。
万一、視力が低下した場合は、レーザーでの矯正やレンズの入れ替え等で再度視力を回復させることができます。
レーシック手術後にICL手術を行うことは可能ですが、実際に手術が受けられるかは、眼の状態を確認させていただき、医師の判断となります。
全身に重篤な病気をお持ちの方(重度な糖尿病、膠原病など)や目の病気の方(白内障、網膜疾患、緑内障など)は、レーシック手術を受けることができません。
※症状によっては、手術可能なケースもあります。
妊娠・授乳中の方、その他精神系やホルモン系の薬を服用されている方はレーシックの適応から外れる場合があります。
また、現在治療中のご病気がある方は、適応検査にお越しいただく前に、以下の項目を診療情報提供書として主治医に記載していただき、検査当日にお持ちいただいた上での判断となります。
診療情報提供書に記載していただく項目
1.診断名・これまでの治療経過・現在の症状
2.お薬の処方があれば、服用期間・種類・量
3.レーザー角膜屈折矯正手術(レーシックの正式名称)の許可
※通院・加療中の患者様の場合は、当院での適応判断以外に、通院先の主治医の判断で、レーシックを受ける事で現在の治療に影響を与えないかどうかの確認が必要になります。その際は、レーシックでは、手術中・手術後の一定期間、ステロイド点眼薬を使用することをお伝えください。
上記の内容が記載されている診療情報提供書であれば、特に書式は問いませんので、通院先の病院でご用意していただいたものをお持ちください。
洗髪、洗顔ともに翌日検診終了後から可能です。
手術当日も肩から下のシャワーは可能ですが、眼に水が入らないようにご注意ください。
顔は濡れタオルで拭く程度にしてください。
緑内障の方でも眼の状態によっては視力回復手術を受けることができますので、まずは検査へご来院ください。
治療中の場合は、かかりつけ医の先生にご相談し、視力回復手術の了承を頂ければ、診療情報提供書を作成してもらいご持参ください。
円錐角膜の方でも眼の状態によっては視力回復手術が可能です。
まずは保険診療で眼の状態を確認させていただき、患者様に適した手術をご提案させていただきます。
カラーコンタクトレンズの装着は手術後1か月以降可能ではありますが、レーシックを受ける前とはコンタクトレンズのフィット感も変わってくるため、基本的は使用しないほうが良いです。
また、お洒落目的のカラーコンタクトレンズの中には、品質に問題があるものが存在します。酸素透過性のよくないコンタクトレンズを装用すると、角膜が腫れたり傷がついてしまったり感染症の原因となる恐れがありますので、眼科医に相談の上、安全性が確立されているコンタクトレンズをお選びください。
レーシックは、メガネやコンタクトレンズに代わる矯正方法ですので、メガネやコンタクトレンズで視力が矯正できていらっしゃる方は、視力が回復する可能性があります。
一度検査を受けていただければ、どの程度の回復が見込まれるかも含めてお調べすることができます。
アメリカで実施されたレーシック後10年の追跡調査では88%の人が良好な視力を維持していると報告されています。(ただし、レーシック初期のレーザーの成績ですので、最新技術ではさらに良好な成績になると推測できます)。
世界的にはレーシックが一般に普及して20年を超えており、その間、レーシックで失明したという報告はありません。治療用レーザーの性能は進歩を続けており、20年後、30年後も、十分安全に視力を維持できる治療と言えます。
レーシック手術の有無に関わらず、老眼になる時期は変わりません。
老眼になるということは、水晶体と呼ばれる目の中のレンズを支えている筋肉が衰え、近くを見るときの調節がうまくできなくなる状態です。
日本人では40歳を超えると老眼になり始め、45~50歳で自覚されるようになります。 レーシックを受けて遠くが見えるようになると目の良い方と同じように年齢によって近くが見えづらくなり、老眼鏡の使用が必要となります。
レーシックは、近視・遠視・乱視を対象とした矯正方法ですので、老眼そのものを治療することはできません。
当院では、老眼治療に白内障も同時に治療ができる「多焦点眼内レンズ」を導入しています。お客様の眼の状態と、これまでの実績やデータに基づき、医師がライフスタイルや要望に合わせたプランを提案いたします。
角膜の厚みの問題で、再手術が難しい方もいらっしゃいますので、その結果は適応検査の際にお伝えしています。
※再手術・追加手術は、再手術保証プログラムの期間内であれば、初回無料です。
※2回目以降の再手術・追加手術は有料です。
レーシックをご希望の場合は、まずは適応検査を受けていただき、手術を受けていただくことができるかどうかを判断し、最も適した術式をご案内いたします。
※17歳以下の方は眼が成長の過程にあるため手術を受けることができません。
適応検査時に手術後の見え方のシミュレーションを行い、お客様のご職業やライフスライルなども考慮して最適な見え方のアドバイスをさせていただいております。
また、当院では万全のサポート体制をご用意しておりますのでご安心ください。術式ごとに保証期間を設定しております。医師によって追加矯正が可能だと診断された場合、保証期間内であれば再手術を無料で行い、末永く快適な裸眼生活をお過ごしいただけるようサポートしております。
角膜の厚みの問題で、再手術が難しい方もいらっしゃいますので、その結果は適応検査の際にお伝えしています。
※再手術・追加手術は、初回無料です。
※2回目以降の再手術・追加手術は有料です。
レーシックの手術は、左右の眼でレーザーの矯正量を変えることができますので、裸眼視力で左右の見え方に差がある方も、手術が可能です。また、片眼だけでの手術も可能です。
レーシックの手術後は、現在ご使用中のメガネやコンタクトレンズで矯正した後の見え方になりますので、メガネやコンタクトレンズで左右の見え方の差を矯正できていらっしゃるのであれば、レーシックでも同様の効果が考えられます。
現在、使用中のメガネやコンタクトレンズで、乱視を矯正できていらっしゃれば「レーシック」によって、同様に矯正可能です。
乱視とは、角膜にゆがみのある状態をいいます。
本来、乱視の無い正視の方の眼はテニスボールのような球形ですが、乱視の人の眼は、ラグビーボールのような楕円な球形になっています。そのために、その角膜から入ってくる映像がゆがみ、見るモノがぼやけたり、2重3重に見えたりします。この状態が「乱視」です。
レーシックでは正確にピントが合うように角膜の歪んでいる部分をレーザーで削り、乱視も矯正します。
レーシックで遠視矯正も可能です。
レーシックは視力の回復が早く、手術直後でも一人でご帰宅いただけるくらいまでは回復しており、翌日にはほとんどの方が裸眼視力で1.0~1.5程度の視力に回復しています。
一番感動するのは手術翌日の朝、目覚めた瞬間で、体験者の皆さんからは、「コンタクトレンズをしたまま寝たと思った!」、「時計がハッキリ見えた」、「枕もとのメガネをもう探さなくていい!」、「見えすぎてなんだか自分の部屋が少し狭く感じた!」といった感動の言葉が寄せられています。
レーシックは、角膜の表面を薄く削り、フラップといわれる角膜の蓋のようなものを作成し、角膜にレーザーを照射した後、フラップを元に戻して手術が終わります。
このため、目をこすることによってフラップがずれてしまう可能性がありますが、かゆみを感じる前ならば何の問題もなくレーシックを受けていただくことができます。
コンタクトレンズをされている方にとっては、空気中に飛散している花粉がコンタクトレンズに付着することで、かえってアレルギー症状を強くしてしまうことがありますので、レーシックの手術後は花粉症の症状が軽くなったという声もいただいています。
同じ検査機器を使用していても、クリニックによって検査技術と、条件が異なる為、同じレーシックであっても結果が異なります。
特に、オーダーメイドのアイデザイン リフラクティブ ストゥーディオやアイデザインアイレーシック、アイデザインPRKなどは、検査結果により一人ひとりの目に合わせた照射プログラムを作成するため、手術結果が大きく異なります
レーシックは正視を目標に屈折を調整しますが、レーザーの反応には個人差があるため、ごく稀に過矯正気味になる方もいらっしゃいます。 万が一、過矯正になった場合、当院では充実のサポート体制をご用意しておりますのでご安心ください。
アフターケアについて( https://senshinkai-clinic.jp/after/ )
また、もしご不安な場合は、医師と相談の上、軽く近視を残す低矯正という方法もございます。詳しくはお問合せください。
角膜形状解析、角膜内皮細胞検査、瞳孔径、他覚的屈折検査、角膜厚測定、細隙灯顕微鏡検査、眼圧測定、自覚的屈折検査、眼底検査などがあります。
レーシックは日帰りで行える手術なので入院の必要はありません。
コンタクトレンズを使用している方は、角膜にコンタクトレンズの影響がございますので、本来の角膜の形状で検査を行うために、コンタクトレンズの未装用期間が必要となります。
角膜についたレンズの影響は、コンタクトレンズを外すとすぐになくなるものではなく、一定期間コンタクトレンズを外していただくことで、ゆっくりと元の状態に戻ります。また、未装用期間は、あくまでも平均的な目安となり、角膜が本来の形状に戻るまで個人差がありますので、1日でも長くコンタクトレンズの使用を中止してからの来院をおすすめいたします。検査の際にコンタクトレンズの影響が残っている場合は、再度、検査をお願いすることとなります。
3日以上外していただいた状態で検査へお越しください。
3日以上外していただいた状態で検査へお越しください。
2週間以上外していただいた状態で検査へお越しください。
2週間以上外していただいた状態で検査へお越しください。
※連続装用とは、夜眠っている間もレンズをつけたままにしておく装用法です。
アイデザイン リフラクティブ ストゥーディオやアイデザインアイレーシック、コンフォートレーシックは、フラップと呼ばれるフタを角膜の表面に作ります。
手術直後はよく見るとこのフラップの縁の部分がわかりますが、フラップが完全に癒着した後は一般の方が普通に目を見てもその跡を見ることはできません。
アイデザインPRKなどの場合は、レーザーで取り除いた角膜上皮が再生してくれば切り口はふさがりますので、レーシックのような跡は残りません。
手術はすべて眼から近い距離ですので、ほとんど何も見えないまま手術が終了します。
フラップを作成するフェムトセカンドレーザーや角膜を矯正するエキシマレーザーを照射しますが、レーザーが当たっているような感覚もありません。
夜間に光がにじんで見える現象をハロー、眩しく見える症状をグレアと呼びます。
これらの症状は、夜間、光を多く取り入れるために瞳孔が開くことが関係しています。
昼間のうちは明るいので、瞳孔は小さく、目の中に入ってくる光は角膜のレーザーを照射した(矯正した)部分を通過して網膜に届きますが、瞳孔が大きい人の場合、夜間になるとさらに瞳孔が大きく開くため、角膜のレーザーを照射していない(矯正していない)部分を通過した光も、網膜に届くことがあります。
そのため、光がにじんで見えるたり、光がまぶしく見える、という症状を感じることがあります。特に、手術直後は手術前の見え方を脳が記憶していますので、ハロー・グレアを感じやすくはなりますが、徐々に慣れていくことがほとんどです。
一方で、症状の出方には個人差があり、光に敏感であるかどうかも関係していると考えられています。そのため、瞳孔がレーザーの範囲より大きくても全くハロー・グレアの症状が気にならない方もいらっしゃいます。
ハローとグレアの発生については、適応検査時に暗いところで瞳孔がどの程度大きく開くかを調べる検査を行うことで、事前にある程度リスクについて予想することができます。
また、アイデザイン リフラクティブ ストゥーディオやアイデザインアイレーシックは、他の手術方法と比べレーザーを当てる範囲を大きく設定することができますので、ハロー・グレアの発生リスクを抑えることができ、手術後の調査では他の視力回復手術よりも4倍多くの方が、「夜間の視力が良くなった」と回答しています。(アメリカAMO社 社内資料)
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レーシック手術後1か月はお控えください。1か月後の検診で目の状態に問題がなければ、お受けいただくことが可能です。