レーシックの手術後、パソコンの使い過ぎや暗い所でTVを見たりすることで再度視力は低下しますか?

菅沼 隆之 医師
オルソケラトロジーは、小学生でも可能な治療法となります。
特に子供の角膜は柔らかいため効果が出やすく、近視進行を抑制する効果が期待されています。
オルソケラトロジーについて詳しくはこちらをご確認ください。
https://senshinkai-clinic.jp/orthokeratology/
オルソケラトロジーは、近視や乱視が比較的軽い方にお勧めな治療法となります。
適応の目安の度数は-5D以下となります。
オルソケラトロジーの装用を中止すると、いずれ元の視力に戻ってしまいます。
そのため、継続的に装用する必要がございます。
また、お子様の近視の進行を抑えるためにオルソケラトロジーをさせている場合は、近視が進行しにくくなる思春期以降まではオルソケラトロジーを続けさせるのが良いでしょう。
角膜リングは元々、軽度の近視矯正のための器具でしたが、その技術を応用し、近年では円錐角膜の治療にも用いられるようになりました。
半円弧の形をした2つのリングを、角膜内に挿入して角膜の形状を矯正するための骨組みにすることで、角膜の突出の軽減、不正乱視や角膜の非対称性を改善させる効果が期待できます。
基本的には、近視の進行は25歳前後で止まるといわれていますので、手術後に近視が進み、視力の低下が起こるとは考えにくいことです。
レーシックをお受けいただいて、良くなった視力ですから、暗い場所で物を見るよりも、できるだけ明るい場所で物を見たほうが、目の中の物を見ている場所にたくさん光が入り視力も出やすくなりますので、ぜひ参考になさってください。