ICLをすれば、誰でも希望通りの見え方になるのですか?

岡 義隆 医師
ICLでは、目の中にレンズをインプラントするだけですので、視力の左右差があっても問題なく手術が可能です。
また、片眼だけでの手術も行っています。
現在、使用中のメガネやコンタクトレンズで、乱視を矯正できていらっしゃればICLによって、同様に矯正可能です。
レーシックでは矯正できない強い乱視の方でもICLであれば手術が行えます。
乱視とは、角膜にゆがみのある状態をいいます。
本来、乱視の無い正視の方の眼はテニスボールのような球形ですが、乱視の人の目は、球ではなく、ラグビーボールのような楕円な球形になっています。そのために、その角膜から入ってくる映像がゆがみ、見るモノがぼやけたり、2重3重に見えたりします。
この状態が「乱視」です。
ICLで遠視矯正も可能です。
角膜を削らずに小さな切開創からICLレンズをインプラントするだけなので手術当日から裸眼で過ごすことが可能です。
手術直後は眼の中で若干の炎症が起こっているため見えにくい場合がありますが、翌日から1週間ほどで良好な視力が期待できます。
個人差がありますが、傷口が治癒する1か月から3か月程度で視力は安定します。
適応検査時では10種類以上の精密な検査のうえ、お客様のご職業やライフスタイルなども考慮して最適な見え方のアドバイスをしております。
患者様にはご納得いただいたうえで手術を受けていただいております。
万が一、希望通りの視力にならなかった場合は、レンズの入れ替えやレーシックで追加の矯正を行うことが可能です。また、レンズを取り除くことも可能です。
また、万全のサポート体制をご用意しておりますのでご安心ください。当院では、術式ごとにアフターケアの期間を設定しております。医師によって追加矯正が可能だと診断された場合、アフターケア期間内であれば再手術を無料で行い、末永く快適な裸眼生活をお過ごしいただけるようサポートしております。